先日、こんな質問をいただきました。

非常に参考になる質問だと思ったので
シェアします。

質問

こんにちは。初めまして。
メールマガジン毎日拝見しています。

私はピアノとギターという、
やや変則的な形態でボーカルの伴奏を
担当していますが、自分の伴奏の際に
次第にテンポが遅れていく
という悪癖があって、
よく指摘されてしまいます。

何か解決の糸口がありましたら、
教えていただけないでしょうか?

この質問者さんにはお答えしたのですが
僕の答えは変わらないので
ここでもシェアします。

回答

お世話になっております、奧田です。

ご質問、回答させていただきます。

私はピアノとギターという、
やや変則的な形態でボーカルの伴奏を
担当していますが、自分の伴奏の際に
次第にテンポが遅れていく
という悪癖があって、
よく指摘されてしまいます。

何か解決の糸口がありましたら、
教えていただけないでしょうか?

答えは2つ方向性があります。

対症療法と原因療法のようなものです。

まず、対症的なアプローチとしては
周りの音をよく聞くことかと思います。

周りの音を聞いて合わせていくわけですが
この場合、問題になるのは
周りの音を聞いていると
自分の演奏がおろそかになる場合です。

もし、こうなっているなら
まずは演奏の習熟度を高めるために
とにかく数を弾くというのは1つかと思います。

演奏に余裕がないと
相手の演奏を聞く余裕もなくなるからです。

原因的なアプローチをお話するなら
足踏みをいれて弾けるようにするのが
おすすめです。
(ただ、ピアノで使えるかは不明)

足踏みを拍の頭で踏みながら
ギターを弾けるようにする。

このレベルをまずは目指す。

それが出来るようになったら
足踏みを周りの人のリズム(拍の頭)に
合わせたら自動的に演奏は合います。

これで合わない場合は
相手の音が聞けてないか
そもそも足踏みが一定でないか、
のどっちかが圧倒的に多いです。

前者の場合は先と同じで
演奏の習熟度を高めるために
何度も弾いて身体になじませる。

後者の場合はまずは足踏みしながら
演奏できるようになったら
メトロノームを活用すると良いと思います。

普段僕はメルマガ等で
メトロノームの利用は重要視しませんが、
この段階まで来たら
メトロノームは使いようがあります。

こんなところでしょうか。

よろしくお願い致します。

いかがでしょうか。

なにか参考になったら嬉しいです。

追記

心を十分に動かして、身は七分に動かせ

という芸能の教えがあります。

これは今回の話とリンクする教えです。

演奏に余裕がないと、
相手の音を聞く余裕もなくなる

と書きましたが、この教えも同じ事を
言っているのです。

弾く動作で一杯一杯になる段階を卒業して
体内の拍(足踏み)に意識の重心を置くことで、
他者の音やアンサンブル全体を聴く。

つまり、先の教えに含まれている
「心の余白(3分の余裕)」が生まれるわけです。

こんな風に実はすでに
大事な教えはすべて先人が残しています。

今回ならこの教えです。

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