シンプルさは最終的な目標です。
とてつもない膨大な量の曲を演奏したのち、
その報酬としてシンプルさを
手に入れることができる。
これはショパンの残した言葉と言われています。
確かにそうなんですよね。
沢山曲を弾かないと何が演奏のポイントなのか
悟ることは出来ないということです。
たとえ、演奏のポイントを
教えてもらったとしても経験しないと
本当の意味では悟ることが出来ない
ということでしょう。
完全に同感です。
楽器演奏はインスタントにはよくならない、
ということも表しています。
でも、同時に、沢山の曲さえ演奏したら
楽器演奏は誰でもよくなる、ということを
表していると思うのです。
別に1曲頭から終わりまで
弾けるようにならなくても構わない。
中途半端でも良いから、
生のフレーズを演奏すること。
先人が作ったフレーズを
好き嫌い言わずに弾きまくるコト。
結果よりプロセスです。
弾いた、という体験が教えてくれるものがある。
ショパンはそういうことを
いいたかったんじゃないかと思うのです。
その結果、シンプルな気づき、悟りに到達する。
素晴らしい一言だと思いました。
あなたは沢山の曲、フレーズを
弾いているでしょうか。
追記
過去にもこのショパンの教えについて書いてました。
良かったらどうぞ。