起立性調整障害というのをご存知でしょうか。

早い話、立てなくなります。

要は激しい貧血状態。

先日、うちの長女がこの障害を
得てしまいました。

連日、医者通いをしてやっとさっき
起立性調整障害だと発覚したところです。

お医者さんの話を聞いてて
感じ入ることがあったので
この話を書くことにしました。

ちゃんといつもどおり、
ギターの話に繋がりますので
どうつながるのか予測しながら
読んでみてください。

さて。

うちの長女が患った、
この障害の原因を一言で言うと
鉄不足ちしいです。

基準値が80は必要なのに6しかない。

しかも、成長期かつ、女性特有の生理現象で
鉄を対象消費するのに、鉄を取れてないのが
原因だということでした。

「じゃあ、鉄摂ろうぜ」

という単純な話なら良かったのですが
実際はそうではないようです。

鉄を一気に採っても吸収しないのです。

しかも、鉄には吸収しやすいものと
しにくいものがあるらしいのです。

吸収しやすいものはそのまま取ったらいいけど
吸収しにくいものはビタミンと合わせると
吸収しやすくなるそうです。

組み合わせが重要だということです。

僕はこの話をとくとくと医者に聞かされました。

頭の中は献立を考えていたのですが…

この話は実はギターでも同じなのです。

いい教えだからといって大量に摂取しても
何も残らないのです。

そして、いい教えでも組み合わせを間違えると
効果が出ないことがある。

全く同じ。

今や練習方法というのは
ちょっとネットサーフィンしたら
いくらでも手に入るでしょう。

でも、練習方法などたくさん知っていても
ギター弾けるようになるわけではありません。

そして、練習方法を実践するにしても
何でもかんでも実践したらいいわけではない。

全く栄養素と同じなのです。

人体を健康に保つには
栄養をバランスよく適量いれるのがいいように
ギター上達もバランスよい方法を実践する必要があるのです。

そして、適量がよろしいわけです。

闇雲に長時間練習。
意味もわからず機械的な練習。

ここにうまくならない原因があり
うまくなるにはここを整えたら良いというのが
全く同じ構図になっていることに
感じ入るものがあったわけです。

あなたの練習は
バランス良いですか?

適量ですか?

何をしたらバランスと量が最適化されるか
考えてみるのも良いことだと思います。