前回、弾けるようになる、ならないを
決めるものについてお話したのですが
肝心の結論を教えてくれと言われますので
今日は僕の答えをシェアします。

弾けるようになる、ならないを
決めるのは…

練習する人の主体性です。

自分から目的意識を持っている人や
自分がうまくやれないところに
問題意識を持っている人は
人に学んだらものすごく伸びます。

これはびっくりするくらい伸びます。

誰にもつかずに一人で練習している場合でも
採用する教えが良ければ
必ず伸びます。

でも、主体性がなく、受け身でいる人は
人に教わろうが教わらなかろうが
弾けるようになりにくい。

如何に情報を漁ろうが
受け身の精神を持っている人は
情報がちゃんと伝わらないように
なっていると思えて仕方ないのです。

学生時代に優等生と劣等生の分かれ目は
こういうところにあるんじゃないか、
と思ったりする。

頭の善し悪しではなく、
精神の在り方の問題だと思えてなりません。

それくらい、主体性のある無しは
上達には影響します。

中には受け身でいるくせに
教えられた内容を疑うという人もいるのですが
こういうのはもはや論外です。

誰につこうが
どんな教えを採用しようが
弾けるようになるのはその人自身です。

だから、その人が自分で
努力しないと絶対に弾けるようにはなりません。

逆にいうと、センスが無くても
音楽一家に生まれてなくても
どんくさくても、バカでも
自分が志を立てて
やるべきことをやるなら
絶対に弾けるようになる、

とも言えます。

これを希望だと受け取ってほしいです。

受け身でいるのを辞めるなんて
誰にでも出来るんだから。

実は上達なんて
才能でもセンスでもなくて
単に心の態度なだけなのです。

追記

だから、古来の賢人も

学ぶは良いけど、
自分で考えたり仮説を出したり出来ない
(つまり主体性がない)ものは
身にならないし、

自分の考えに固執して
学ばない者(ねじれた主体性)は危ない
と言っているのです。

前回お伝えした書物の2章に書いてある
というのはこれのことです。

他にもこれなんかはもっと美しい比喩で
諭してあります。

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雛鳥が羽化する際、
卵を内側からつつく音を聞いて
親鳥は外から殻を割る手伝いをする。

と書かれています。

つまり、卵を内側からつつくと言うのが
主体性なわけですね。