前回、ギター弾ける人の特徴が
表れているメールを紹介しました。

答えわかりましたか?

ちなみに、こんなメールです。

↓

奥田先生、初めてお便りします。

中略

初めて聞いたのは身体操作です。

今まで自分なりに
弾きやすいようにはしてきたつもりですけど、
こんなにはっきり身体操作が基本
みたいに聞いたのはホントに初めてでした。

中略

ここであってるかどうかは分からないけど、
脱力、首、肩、腕、腕の色んな間接、
背中、腰…色々意識しました。

もちろん指も。ピックを持つ右手。

今までは親指に力が入ってたけど、
意識して脱力。

逆に人差し指に少し意識を向けました。

チョーキングの腕の角度も色々試してみると、
前より楽に弾ける角度がありました。

あってるかどうかは分からないけど、
身体操作ってこういう事でしょうか?

中略

配送業で毎日12時間位の仕事。

今までは土日しかギターを触れませんでした。

眠くて…

でも先生のメルマガを見て、
これからは少しでも触ろうかな、
いや、触らないと進歩は無いな、
て思います。

答えは…

「合ってるかどうかは分からないけど、
自分で色んな角度や脱力を試してみた」

という部分です。

もちろん「正解の身体操作」は存在します。

人体の構造やメカ二ズムはみんな共通だからです。

そして、身体操作とは言い換えたら
自然に動くフォームや動きで弾けること。

構造やメカニズムは同じなら
この「自然に動くフォームや動き」も同じです。

故に、身体操作の正解は存在します。

ただ、あくまでもこれは原理です。

実際は人間の骨格も筋肉の付き方も、
手の大きさも全員違うのです。

だから、原理は共通しているけど
実際に習得するとなると
多少の誤差やその人特有の感覚が
発生するのです。

それを埋めるために必要なのが
「自得」です。

要するに、自分で試行錯誤をする必要がある
ということです。

自分でアイデアを試し、
検証して
何らかの結論を得て、
また新たなアイデアを出す。

こうやって掴んでいくのです。

先のメールを見直してみてください。

この試行錯誤をしているでしょう?

この行為が当たり前のように出来る事が
上手になる人の特徴なのです。

先に誰かに身体操作の答えを教わった
としてもこの試行錯誤ができなければ
結局は身につきません。

試行錯誤を伴った実践というのは
誰かに教わる教わらないに関わらず
物事の習得に欠かせないのです。

追記

今回「自得」という
言葉を出しましたが、
この自得が書かれているのが
これです。

↓

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昔の中国の賢者・孟子(もうし)はこう言いました。

**「本物の技を身につけたいなら、『自得(じとく)』せよ」**と。

人から教わるのは、あくまで「きっかけ」に過ぎない。

「じゃあ自分の首はどうだろう?」「腕の角度はどうだろう?」と

自分の身体で実験して、「あ、この方が楽だ!」と自分で探り当てること(自得)。

この読者さんは、まさにそれを実践されています。

だから、演奏を見せてもらってもやっぱりお上手だったのです。