先日レッスンした時の一コマを紹介しましょう。

この生徒さんはあるフレーズを
年単位の長期にわたって練習しているんですが
なかなかお手本と同じテンポにならない
と困っていました。

よくあることですよね。

僕も散々、これは経験して
とてもイライラする問題であることは
わかります。

これ、めっちゃストレスですよね。

でも、この生徒さん、
一発でテンポアップ出来るようになったのです。

すごく喜んでおられました。

僕は何を彼にしたか?

ピッキングと
フィンガリング感覚の見直しと
脱力です。

この2つをしただけなんだけど
即効で演奏のスピードが速くなって
しかも、出音も安定した状態をキープできるように
なりました。

タネとしては単純です。

テンポが追いつかないということは
無駄な動きをしている可能性が高い
ということなのです。

だから、動きを最小化させる。

でも、最小化させるのに
力でやっていたのでは
速くはなりません。

なので脱力。

それをどうやったら実現できるのか?

それを相手の演奏の様子を見ながら
相手に最適な手立てを教えると
いとも簡単にテンポアップなど
出来るようになる。

こういう経験をすると
「あぁ、ギターはセンスではないのだな」
ということを生徒さんは言葉にしなくても
悟ります。

これが本当に重要なポイントです。

センス才能なんかじゃなく、
身体操作を身に着けてるかどうか。

それを使って音楽を表現できるかどうか。

それだけのことなのです。

それを身につけるのには
センス才能ではなく
単に努力です。

どんな風に身体を使ってギターを弾くか。

ただ、それだけのことなのです。

何か参考になっていたら嬉しいです。

追記

昔の武芸者もこんな事を
言っています。

「達人の動きは、決して忙しそうに見えない。

初心者ほど手先を
バタバタと素早く動かそうとするが、
それは本当の速さではなく、
ただ焦っているだけ。

本当の速さとは、無駄な動きを削ぎ落とし、
淀みなくリズムに乗ることである」

(以上は私訳です)

これに書いてます。

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テンポが上がらないとき、
人はつい「もっと必死に指を速く動かそう」と
アクセルを踏んで自滅しがち。

必要なのは足し算ではなく、
「無駄な動きと力みを捨てる」という引き算。

北斗の拳のトキのように流れるように
身体を使えば良いのです。

余計なブレーキを外してあげれば、
身体は勝手に動くものです。

追記 その2

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