ギターを使った練習だけを
練習と思わないほうがいい。

 

 

これは開業当初から生徒さんや

教材実践者さんにも言い続けている

メッセージです。

 

 

もちろん、メルマガやブログでも

たくさん書いた記憶があります。

 

 

 

実際、ギターを使わないけど

ギター演奏にプラスになりそうなことを

考えるとたくさんアイデアが

出てくるのですが、、、

 

その中でも、とびきりおすすめなのが、

人を学ぶ、というアイデアです。

 

 

 

手先も不器用で、運動神経も鈍く、

リズム感も平均よりずっと低い。

 

 

頭が良かったわけでもなく、

音楽も嫌いだったような人間が

プロとしてお仕事もらえる様になったり、、、

 

今ならコーチとして独立出来たのは

人を学んだからだと思えてなりません。

 

 

 

多くの人は、楽器をやる時に

どんな練習をしたらいいのか?

 

 

どんな機材を揃えたらいいのか?

 

 

と考える傾向にある。

 

 

 

でも、僕はそうではなかったのです。

 

 

僕は練習内容とか機材とか

全然興味がなかったんです。

 

 

ただただ、バンドでライブをしたい。

 

 

それだけ。

 

 

でも、バンドでライブをするには

ギターの腕前が必要だから練習しただけ。

 

 

ギターがうまくならなければ

困る状況だったのにも関わらず、

練習の内容なんかどうでもよかったんです。

 

 

練習内容を教えてくれる「人」に

興味がありました。

 

 

 

で、同じ教わるなら、

何かを成し遂げた人物に教わるほうがいい

という考えと、

実際に回りにギター教えてくれる人が

いなかった、ということもあって、

人物を学びました。

 

 

エディ・ヴァン・ヘイレンは

どういう人間なのか?

 

 

ブライアン・メイは?

 

 

ジョー・ペリーは?

 

 

ジョン・フルシアンテは?

 

 

という感じです。

 

 

もちろん、わかりやすく伝記みたいなものが

あるわけではありません。

 

(そもそも、ご存命されているときに

伝記なんか出ないのが普通ですから。)

 

 

でも、必聴ギタリスト的な本や

好きなギタリストのインタビューなら

手に入る。

 

 

そういう略歴やインタビューにある生の声を

もとに人間にフォーカスしていたんです。

 

 

今なら、ミュージシャンが残した名言

とかもいいですね。

 

 

簡単に検索出来るからいい時代です。

 

 

こういうものにガッツリ興味があったのが

幸いだったと思います。

 

 

 

ギターって同じ練習方法をやっても

10人いたら10人とも微妙にやり方が異なります。

 

 

同じ事を学び同じ様にやっているはずなんだけど

違いが出る。

 

 

それは物事に対する見方や解釈が違うから

なんですよね。

 

 

その見方や解釈と言うのは

人物を学ぶことでより洗練させることが

出来るのです。

 

 

たくさんの人物を学ぶことで

見方、解釈を洗練させた人と、、、

 

今までのちっぽけな人生経験だけで

取り組む人。

 

 

違いが出て当然です。

 

 

何十人と喧嘩するようなもんです。

 

 

絶対に一人で戦ったら負けるでしょう?

 

 

 

人物に学ぶことによって得られた

ものの見方、解釈は

生まれ持っての手の器用さ、運動神経、

リズム感なんてものを超越させると

思います。

 

 

よかったら人物を勉強してみてください。

 

 

これならスキマ時間で出来るし、

良いと思います。

 

 

 

追記

ちなみに、人物を学ぶのは何もギターだけに

通用するような話ではありません。

 

 

特に東洋の古典みたいな思想系のジャンルでも

人物を学ぶのは1つの教科としての

認識があるほどなのです。