長年、ギターがうまくならないからなんとかしたいと言われる方の話を聞いているとパターンがあることに気づきます。

これって貴重なことだとおもっています。

 

なぜなら、このパターンを把握していると相手のふとした一言から未来が読めるからです。

「あぁ、きっとこの人、このまま行くとこうなるだろうな」

というのがなんとなくわかるようになります。

 

もちろん、どんなセリフを口にしたらこうなるみたいなパターンは書き出したら山ほど出てくるので割愛しますが、そのセリフの裏にある思考はたったひとつです。

 

要は、、、、

自分のことがわかってない。

 

これがパターンです。

 

自分が考えていることの意味がわかっていない。

自分の行為の意味がわかっていない。

自分の言っている意味がわかっていない。

結局、こういう前提があるから出てくるセリフはよくよく考えるとおかしなものばかりです。

 

例えば、、、、

レッスンをしたりした時に「すみません、それはちょっとできそうにありません」と言われることがあります。

もちろん、レッスンの場合は対面でお話できるので修正することが出来るのですが、このセリフは自分のことがわかっていない人のセリフです。

 

だってそうでしょう?

自分で色々やってうまくいかないから人に教えを請うたわけです。

だったら、できそうもない行為にこそ答えがある可能性が高い。

 

コーチする側はされる側とは全く違う視点でものを見ています。

だから、コーチされる側が「できそうもない」と感じるけど、コーチに提案されることはかなり核心に近いヒントを示されていることになります。

 

でも、自分のやっていること、考えていること、言っている意味がわかってないと素直にアドバイスを受け入れられないわけです。

これが続くとどうなるか?

挫折の可能性が高くなるわけです。

 

これはよくあるわかりやすい一例なので紹介しましたが、要するに自分のことがわかってないのです。

これを解決するには、、、、

他人の力を借りれば良いのです。

仮に腕のない専門家とかにあたったとしても、他人の力を借りることをやめなければそのうちあなたにフィットした人と出会えるようになるので、他人の力を借りましょう、ということです。

 

参考までに。

 

追記

自分のことがわかってないのは大なり小なり、みんな持ち合わせているものなのですが、あまりにも自分のことがわからなさすぎている場合、独学するのは危険だと経験上思います。