「こちらのフレーズ、
むずかしいーと思いました。」
これは僕がやっている宅配便という
ギター版進研ゼミみたいなサービスの
ユーザーさんがコメントした内容です。
彼女は宅配便をやりながら
サポートクラスという
個別添削と質疑応答が無制限に利用できる
サービスのユーザーさんでもあるのですが…
僕の生徒さんの中でもトップクラスで
演奏がうまい方です。
先のコメントを読んで
「さすが」
と思いました。
というのも
彼女が言っているフレーズというのは
一見、誰にでも弾けそうなフレーズだから。
そういう一見誰にでも弾けそうなフレーズの
難しさがわかる、というのはそれだけで
上級者なのです。
ギターに限りませんが
世の中には
難しいものが案外簡単だったり
簡単だと軽く見ていたものが意外に難しい
ということがあるものです。
だからこそ、
「簡単・難しい」という価値観は
実に当てにならないものなのです。
多くの人は「簡単だから出来る」
「難しいから出来ない(だからやらない)」
と言うことを口にしますが…
そういう「簡単・難しい」という
物差しで測っているうちは
まだまだである、ということです。
多くの人が「簡単だ」とたかをくくるものの
難しさがわかるようになって
初めてスタートラインに立っている、
という風に捉える方が現実的かも知れません。
趣味で楽しみにしても
こういう視点の人の方が
長く楽しめると思います。
中途半端なクセに勘違いして
「自分は弾ける」などと
傲慢に傾く人間のサガからも解脱することが
出来るでしょう。
この生徒さんのような
感覚をもっているのを
「謙虚」というのかも知れません。
あなたが軽く捉えているようなもの。
もしかしたら本当は
すごく難しいものかも知れません。
追記
謙虚さは福を受ける元である。
これは古来伝わる教えですが
まさに今回の話がそうだと思っています。
本当の意味での謙虚。
これを追求した人は西洋ならこの人でしょうね。
↓
東洋ならこれが説くところです。
↓
共にギターと関係ないものに見えますが
そんな事を言うておる内は
まだまだだと思います。
ギターは人が弾くものだから
こういう真理を追求した書物が
参考にならないわけないのです。