先日、オンラインレッスンで
非常にいい質問をいただきました。
僕は普段からリズムを大事にすることを
勧めていますが、
いまいちその中身、ニュアンスが分からない
という場合は気づきがあるかも知れません。
さて、先の質問ですが、
こんな内容でした。
「タブ譜通りに音は合っているはずなのに、
自分の音は素人臭くて全くかっこよくない。
でも、先生が弾いたら
タブ譜通りに弾いているのに
遥かに異質なレベルで良い音がするように
聞こえるんです。
何が違うんですか?高い楽器だからですか?」
この生徒さんからすると
奥田のいうとおりに
普段からリズムを大事にして
弾いているつもりなのに
なんで自分の音はいつまでも良くないのか?
ということがわからない状態です。
そこで尋ねました。
「正しいフレットを間違えずに押さえて、
指定の弦を弾けば良いと思ってませんか?」
と。
すると、「違うんですか?」と
驚いていました。
これを読んでるあなたも
同じことを考えたかも知れません。
正しいフレットを間違えずに押さえて、
指定の弦を弾けば良い、というのは
間違ってないです。
でも、それは同じリズムでも
タイミングだけを押さえている状態。
長さは無視されているのです。
こうなると本人は「リズムを大事にしている」と
思っていても50点です。
タブ譜は素晴らしい発明です。
オタマジャクシが読めなくても弾けるように
なっているわけですから。
考えた人を尊敬します。
でも、残念ながらリズムに関しては
ちゃんと勉強しとかないと
弾けないんですよね。
そして、リズムが出せなければ
いくら良い機材を使おうが
何をしようが素人くさい演奏になるのは
必然です。
先の生徒さんはそれを経験したわけです。
先の生徒さんのような経験をすると
勉強熱心な人は
「ダイナミクス」とか
「アクセント」といった言葉に
振り回されがちなのですが
そんな高度なことよりも前に
音の長さを押さえること。
これが出来るだけで
演奏はものすごく化けます。
もし、リズムを大事にせよ、という
教えを活用しているはずなのに
演奏がいまいちかっこよくならないと
思っているなら、長さを意識してみてください。
追記
ちなみにこの音の長さもふくめて
リズムを攻略するためのツールが
ギターの世界にはあります。
そういう話に興味がある場合は
以下にご登録ください。
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追記 その2
あと、僕のギターは高価ではありません。
今で言うならアメプロになるのかな?
僕のはアメスタと言っていた時代の
テレキャスターです。
追記 その3
「粘土をこねて器を作るとき、
目に見えるのは『粘土の形』だが、
実際にスープを入れて役に立っているのは
『中の何もない空間』である。
形あるものが役に立つのは、
形のない空間(余白)が働いているからだ」
こんな教えを残した人がいますが…
ギターも全く一緒なんですよね。
「音を出すこと」ばかりに気を取られて、
「音の長さ」が見えていないと、
良くならない、ということです。
この教えを残したのはこの賢者です。
↓