水は最強
僕のバイブル「老子」に記されている教えです。
さて。
なぜ、水が最強なのか、ご存知でしょうか?
水は器によって姿かたちを変えます。
そして、低いところを好みます。(下に流れる)
なのに、万物を活かす要素です。(水がなければ死ぬ)
なくてはならないものなのに、自分を主張することなく低いところに自ら流れます。
このように価値を提供しているのに傲慢にならないわけです。
老子は人は水のようであるのが最善としました。(上善は水の如し)
実はこれ、ギターやるときもそうなのです。
ギター弾きの中にはギターソロが大好きな人が一定数います。
ギターソロといえば、スポットライトを浴び、みんなが注目する、、、、みたいなイメージがありませんか?
でも、それって曲の中でほんの30秒くらいのものです。
エディ・ヴァン・ヘイレンは「リズムは曲の9割を占める大事な要素」だと言いました。
でも、リズムギターというのはあまりおいしくないわけです。
目立ちもしないし、「弾けて当然」くらいに人に見られます。
でも、リズムはしょぼいと音楽が成立しないくらい大きな影響力を持つものです。
つまり、本当はリズムギターが弾けないと音楽的にはクソの役にも立たないのに、その価値は多くの人にはわかりません。
そこに注力できたらまさに「水の如し」では無いですか。
だから、ここに気づいている僕達はリズムギターをきちんと弾けるようになるべきです。
それが結果的にあなたの音楽を楽しくしてくれるものになります。
上善は水の如し
ギターでも同じだと思います。