多くの国を旅して豊かに経験を積んだ一羽のツバメがいました。

嵐が起きると感知するや、風が吹く前に船乗りたちに知らせてやるなど預言者としての働きは鮮やかなものでした。

 

ある時、一人の農夫が畑に麻の種を撒いているのを目撃しました。

ツバメは察知しました。

成長した麻からは小鳥たちを一網打尽にする網や罠が作られるはず、、、と。

 

ツバメは小鳥たちにそのことを説明し、「農夫が撒いている種をすべて食べてしまえ」とけしかけた。

ところが小鳥たちはツバメを嘲笑いました。

そんなモノ食べなくても餌はいくらでもあったからです。

 

やがて麻の種が成長し、畑が緑色になるのを見てツバメは重ねて警告しました。

「今ならまだ間に合う、あの畑の草をみんな食べ歩てしまえ、ひどい目に遭うぞ」

 

しかし、小鳥たちは反論しました。

「お前、何を偉そうに抜かしやがる、余計なお世話だ」

 

しばらくして麻がすっかり生え揃いました。

繊維を作る準備ができてましいました。

 

ツバメは最後の警告をすることにしました。

「農夫たちは麻で網や罠を作るはずだぞ。
もう、仕方ないから家に引っ込んでるか、引っ越ししろ。」

しかし、この期に及んでも小鳥たちは何もしませんでした。

 

ツバメの警告は現実になりました。

小鳥たちは麻から作られた網や罠で一網打尽にされてしまいましたとさ。

 

僕達はこの小鳥たちを笑いことが出来るでしょうか。

自分の考えを信じることは重要です。

 

しかし、自分の理解を超えることが起こるのが現実です。

そんな時に自分の理解、感覚を大事にすることにどれほどの価値があるのでしょうか。

 

、、、、といっても結局は、自分が色々と苦労、不幸体験をしないとそういう謙虚な態度は取れないものなのかもしれません。

あなたは大丈夫でしょうか。