不眠と全身の痛みに悩んだ、

ある天才の話。

 

 

彼は、眠れないことで

鎮痛剤、睡眠薬などを常用

 

 

処方された薬が徐々に効かなくなり、

より強い薬が必要に。

 

 

そして、これも効果が無くなると、

主治医は、麻酔導入剤を注射。

 

 

究極の鎮痛、睡眠薬ではあったが

彼の呼吸は停止し、帰らぬ人となる。

 

 

世界は大きな大きな才能を失ったという話。

 

 

 

これはあのマイケル・ジャクソンの話ですが、

これは、僕たちのギターにも

同じ構図が当てはまっている、

と思うことがあります。

 

 

マイケルは苦痛から遠ざかるために

薬を利用しましたが

ギターを弾いている多くの人は

わざわざ苦痛を求めて薬を利用しているように

見えるのです。

 

 

「必要だ」と言われ、それを無条件に信じて

つまらない練習をする。

 

 

基礎と言われているから面白くなくてもやる。

 

 

曲を弾くなど基礎のない人間に

出来るわけはない。

 

 

上手い人が言ってるんだから

その通りにやらなきゃ。

 

 

それがつまらなかろうが何であろうが

つまらないことの先に理想がある

と言わんがばかり頑張る。

 

 

 

しばらく経つとそれが間違いだとわかる。

 

 

自分は何も良くなってないから。

 

 

進歩してないから。

 

 

でも、ここで

「そっか、俺にはセンスがないんだな」と

解釈する。

 

 

ある意味、マイケルより

タチ悪い構図に見えて仕方ないです。

 

 

 

ギターの場合は楽しい練習してていいんですよ。

 

 

少なくともつまらないと思う練習はやめても

良いのです。

 

 

その意味でマイケルの薬漬けより

楽なのです。

 

 

 

弾ける弾けないは一旦置いといて

技術があるだのないだのは一旦置いといて

 

好きなフレーズ弾いてみましょう。

 

 

楽しむためにやるのなら

練習も楽しくあって良いのですから。

 

 

 

未来は今日の延長線上です。

 

 

今が楽しくないなら未来も楽しくないでしょう。

 

 

今がつまらなければ未来もつまらないですよ。