「指先、これ、めっちゃ痛くなりますね。」

 

そういうので、コーヒーをいれて休憩しました。

 

 

そんな時に生徒さんがこんなことを言いました。

「先生、こんなすぐに休憩して私うまくなるんですか?」

 

 

なので、こう答えました。

「やめなかったら良いだけじゃないですか、上手くなるなんて絶対にやってくる未来ですよ」

 

 

すると、この生徒さん、こんな風に切り替えしてきました。

 

「いつも思ってたんですが、なんで他人のことにそこまで自信もてるんですか?

私が練習しなかったらどうしようとか思わないんですか?」

 

なのでこう答えました。

 

 

「それは、あなたが上手くなることを望んでないってだけのことです。

「練習しない」ことは、あなたに能力がないことを証明することにはなりませんよ。

たしかに、必要なことをやらなければ上手くはなりません。

でも、「練習しない」ってことは言い換えると「うまくならない方を選んでる」というだけ。

それが、あなたがうまくならないということにはなりませんよね」

 

 

すると、いきなり悟りを開いたようにテンション上がってたので、

 

「それだけセンスが必要だとか、才能が必要だとか、思ってただけじゃないですかね」

と言ったらめちゃくちゃ喜んでました。

 

 

つまり、わかったんでしょうね。

後はそれを体験してホントのことを受け入れていけば人は変わります。

 

要はこういう事

要は、弾けばデキる、ということです。

 

そして、それを選べば前に進むし、選ばないときは停滞する。

選ばない期間が続けば退場する。

 

それだけのことなのです。

 

 

とにかく、弾きましょう。

弾いただけうまくなりますからね。

 

 

追記

ちなみに、

何を練習するか

どうやって練習するか

みたいな話は、今日の話が前提にないと上手く働きません。

 

なので、まずは弾くことです。