昨日、こんなのを書きました。

歴史からわかる音楽の本質

 

 

ここから一つ踏み込んだヒントというか、

見解を一つ。

 

 

先の記事では、

音楽は精神的に作用するという話を

書きました。

 

 

歴史的にもそのように活用された、

ということです。

 

 

 

ここに大きなヒントがあると思ってて。

 

 

精神的に作用するということは、

精神的なものが影響する

ということだと思うのです。

 

 

精神的といっても

何も高尚なことではありません。

 

 

誰かのために、とか、

なにかのためにという大義がないとだめ

みたいな話ではありません。

 

(もちろん、あるならそれは立派なことだし、

演奏がすごく良くなるものです)

 

 

もっと身近な話。

 

 

何かがうまくいかなくて

イライラして弾いているときは

聞いててストレスがある音になる。

 

 

ノイズを怖がっている状態で弾くと

ノイズがものすごく強調された出音が出る。

 

 

テンポが乱れることを気にしている時の

演奏はテンポが揺れます。

 

 

これくらい如実に出るのです。

 

 

 

もちろん、演奏中に自分の状況を

認識することはできないでしょう。

 

 

でも、録音したらわかるし、

精神が整ってなかったら

スキルの習得も遅くなるので、

そういうところからでもわかるはず。

 

 

このように、演奏には精神が

大きく関わっているのです。

 

 

 

もちろん、演奏は精神的な部分だけで

語れるものでもありません。

 

 

物理的にアプローチすることだって可能です。

 

 

普段からいってるトーン×リズム理論や

身体の使い方なんかは

物理的なアプローチができるツールです。

 

 

でも、そういうアプローチだけでやると

割りと早い段階で頭打ちが来るものなのです。

 

 

とりあえず、体裁は取れるけど、

なんか素人に毛が生えた程度の演奏で終わる、

みたいな感じになる。

 

 

 

だから、普段から精神を安定させておく

工夫は取り入れておくといいかと思います

 

練習も実りやすいのでおすすめです。