人間は誰しも失敗を避けたがり、
成功のみを求めるものです。
これは人情です。
趣味で弾いているギターを
誰に披露する予定もないのに
何故か上手くやろうとしている人は
意外に多いのです。
でも、前回もシェアした話にもあるように
成功と失敗に一喜一憂している間は
ものごとを本当に知ることは出来ないと思います。
でも、人間はサガとして
成功は歓迎するけど失敗は歓迎できない。
これをどう同居するか?
昨日、お約束した通り、この問に対する
僕の答えをシェアします。
結論から言うと、
気持ちよく弾くこと。
以上。
…と言って終わっても良いのですが
それでは何のことやら
よくわからないでしょうから
もう少し解説します。
「気持ちよく弾く」というのはどういうことか?
これは…
力を抜いて気楽にリラックスして弾け
ということです。
人間って面白いもので、
心を整えようと思ってあれこれやっても
ざわざわするものなんですよね。
コロコロ変わるから「こころ」というのだ、
なんて教えがある程です。
精神論を嫌う人には
心の制御をする方法を試しても
制御できなかった
という負の体験をしている人が少なくない。
僕は精神論、キライじゃないけど
「〇〇だと思いましょう」
「思ってなくても『ありがとう』
といいましょう、自分の心が整うから」
みたいな心の制御法は上手くいかなかった
タイプの人間です。
でも、そんな僕でも出来る
心の制御法がある。
それが、身体の力を抜くこと。
特に上半身の力を抜く。
そうすると呼吸が安定し、
スムーズになるのです。
これはギターを弾く身体操作の基本なんだけど
これができると自然と成功失敗のことは
考えなくなるんですよね。
気持ちよく弾いている状態って
それで完結しているからです。
それだけ演奏に入り込んでいる状態と
言うこともできます。
一種のゾーンみたいなものなのかも知れません。
いずれにしてもそうやって心の問題は
身体でアプローチすると整いやすい。
だから、身体操作の事を勉強するのは
実に実入りがあるのです。
このようにして心を制御出来ないと
知行合一は難しいと個人的には思うのです。
そもそも行動を起こせないのは
頭であれこれ考えすぎたり
雑念に振り回されたり
ありもしない未来の妄想に惑わされるからです。
だから、知行合一を実践するには
心の制御が欠かせないと思うのです。
もちろん、心の制御法は
他にも色々あるかも知れません。
自分にあったやり方を見つけてください。
追記
今日の話で身体操作に興味が湧いてきたなら
是非、以下にご登録ください。
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追記 その2
江戸時代の名僧にも、
「心をコントロールしよう」と
必死になりすぎてノイローゼで
倒れたケースがあります。
そういう体験から生まれた教えが
上虚下実(じょうきょかじつ)。
頭や上半身の力みを抜き去ることで、
初めて呼吸が落ち着き、
心のざわつきや雑念が消えていく。
心を心でコントロールしようとするから
おかしくなるのであって、
身体(脱力)からアプローチするのが
一番の近道だ、と。
僕の身体操作理論も
この話にかなりの影響を受けました。
この名僧とはこの方です。
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