難しい手術を医師の世界では修羅場と呼ぶそうです。

そんな修羅場を沢山こなしてきた医師が手術の極意を語っていました。

こんな内容でした。

 

術前に手術イメージを一生懸命作り上げる。

本当にこれでいいのかと何度も検証をする。

そのイメージが出来ない手術はうまくいかない。

イメージしまくって手術にかかれば迷うことなくては自由になる。

心では何が起こっても平静でいる。

 

 

これ、読んだ時に僕に絵を教えてくれた先生が教えてくれたことを思い出しました。

「お兄ちゃん(僕のことです)は医者の星を持っているから音楽をやっているんやと思いますよ。」

 

当時、音楽の医術なんかカンケーないだろ、とおもっていた僕は先生に聞きました。

「医者と音楽は関係あるんですか?」と。

すると先生はこう教えてくれました。

「古代において音楽は医療行為だった時代があるのよ」

当時は「ふーん」と思っていたのですが、たしかに調べてみると古代エジプトでは音楽は医療行為だったとかなんとか、、、、

 

ただ、先の医師の話を読むと奇妙な一致に気づくのです。

というのも先の医師が示したパターン。

 

散々、良い手術のイメージをして

本番では成り行きに任せる

 

この流れ、実は楽器演奏と同じなのです。

エレキギター練習の教科書でも書きましたが、楽器演奏の基本はイメージしたものを出力する行為なのです。

 

そうやってイメージを中心に練習をする。

そして、誰かに聞かせる本番では、練習したことは一切合切忘れて演奏したほうがうまくいくのです。

 

イメージ

成り行き

 

この流れが全く同じ。

絵の先生が教えてくれた医術と音楽の共通点。

僕は深く納得しましたが、あなたはどうでしょうか。

 

なんせ、楽器演奏はイメージを中心に組み立てるのが基本だと言うのは知っておいて損はないかもです。