先日、教材の実践者さんに

サポートの意味合いを込めて

ズームで進捗を確認する企画をやりました。

 

 

その時に参加された生徒さんの話。

 

 

この方は退職前のタイミングで

ギターを40年ぶりに再開された

とおっしゃっていました。

 

 

宅配便の実践者さんで、

自分の演奏に不満な部分を聞かせてもらって

全部解決していく方向で

お話させていただきました。

 

 

そうやって一つずつ問題に対する

対処法を話しているうちに

生徒さんの口から

決定的なセリフが出てきました。

 

 

 

「宅配便でやった単音フレーズは

弾けるけどコードになったら弾けない」

 

 

耳にした時におかしいな、と思いました。

 

 

そこで色々話きいていると、

だんだん氷解していきました。

 

 

 

決定的なセリフは

 

「立って弾いた時に弾けない」

 

というもの。

 

 

これ、身体の使い方が邪魔している証拠です。

 

 

だから、身体の使い方を

指導させていただきました。

 

 

親指の話

手首の形

ピッキングの際に動かすポイント

肩の位置。

 

 

4つくらいポイントがあるので

それをやるようにお伝えして

ズーム終了。

 

 

すると、こんなメールを頂きました

 

 

奥田先生
昨日はセッション、大変有難うございました。

私から御礼のメールを送るべきところ、
奥田先生から先にメールを頂いてしまい
申し訳ありません。

早速いただいたアドバイスを意識して
練習しています。

昨夜1時間、今日も既に1時間、
フレーズ宅急便に取り組みましたが、
肩の凝りは感じなくなりました!

 

 

はい、これで問題はきっちり解決。

 

1時間弾いて肩の違和感がなくなっているなら

ちゃんとアドバイスを実践できている証拠です。

 

 

これからがこの方の面白いところ。

 

 

この方はこれからフワッと空中に上がる風船のように

ギター演奏力が向上するはずです。

 

 

身体の使い方の妙はこういう風に

即効性があるのです。

 

 

だから、身体の使い方は抑えると良いのです。

 

 

 

追記

ちなみに肩の話ですが、

肩は下がっているのが自然な姿です。

 

特に演奏に力が入る人は座って演奏している時に

肩上がりがちになるので一度鏡の前で肩の位置を

チェックしながら弾くと良いかと思います。