「えっ・・・」

iPhoneに届いたメールを見て思わず声を上げてしまいました。

 

 

僕の目に映ったのは・・・

 

「日本一になりました!」

 

 

こんなメールだったんです。

奥田先生

お世話になります。
丹波です。

宅配便、Meters、楽しく弾いております。

さて、本日は、先生にお伝えしたいことがありメールいたしました。

高校軽音楽には、公的な全国大会が2つあります。
文化系クラブにも、体育系クラブと同様に全国組織があって、
その団体が主催、後援している大会です。

その一つ、全国高等学校軽音フェスティバル2020の洋楽カヴァー部門で
私どものクラブが最優秀賞、つまり日本一になりました!

楽曲は、Stevie Salas / Tell your story walikin’。
先生からスティーヴィーサラスのカッコよさを教わって、私も聴くようになり、
この大会に出したら面白そうだ、と温めていたものです。

うちの子たちがこの曲に取り組んでくれ、やってくれました。

例年は、大阪城音楽堂で決勝があるのですが、
今年は、コロナ禍でWeb大会となり、映像は、うちの学校のホールで、
Iphoneで撮影したものです。

以下のHPからご覧いただくことができます。
https://www.esp.ac.jp/enter/keion_fes/result/best_award/

先生に教えていただいていること、この楽曲の指導の中でも伝えました。

先生、ありがとうございます。
先生との出会いなしには、この曲に取り組むことも、たとえ取り組んでいても、
シンプルなポイントを伝えることができなかったと思います。

この喜びと感謝を先生にお伝えせずにはおれませんでした。

ありがとうございました。

取り急ぎ、ご報告まで。

 

文章読んだらわかると思いますが、この方、高校教師です。

 

バンド経験が全然ないのに、軽音部の顧問になってしまった方です。

指導者が弾けないのはまずい、ということでレッスンに通ってくれている生徒さん。

 

 

そんな丹波さんが指導したバンドが日本一になったというのだから、それはそれは喜びました。

 

 

丹波さんはどんな指導したのか?

この後、どんな指導したのか聞いたのですが、

内容聞くと、僕が伝えたことと変わりませんでした。

 

 

 

僕が丹波さんに伝えてきたのは・・・

バッキング、リズムギター

それのみです。

 

まぁ、アドリブの話とかもしてるけど、アドリブは全体の10%もしてたらいいくらい。

 

 

ほぼ全てバッキング、リズムギターの事を伝えてきました。

 

だから、丹波さんの指導は普段僕がやっていることとそう大差なかったというわけです。

 

 

それで日本一になる。

 

 

うまくならないと感じるのは、「基本をナメてる」と認めたほうが良い

基本が如何に重要か?

そして、僕達は如何に基本が出来てないか?

そして、それは音楽で言うとバッキング、リズムギターにあるってことです。

 

 

ここを押さえてたら、結果は出せるわけです。

 

 

 

どんなことでもそうですが・・・

 

自分が出来るのは簡単。

他人に結果を出させるのは難しいです。

 

 

バッキング練習は他人に結果を出させるのですよ。

 

あなたが自分のためにバッキング練習して結果を出すなんて絶対に出来るってことです。

 

 

ギターで音楽やるなら最も重要なのは間違いなくバッキング、リズムギターです。

ここに集中しましょう。

 

音楽を楽しめるようになりますよ。

 

 

追記

改めて、丹波さん、阪南大付属高校、軽音楽部のみなさん日本一おめでとうございます!