ゴッホという画家をご存知でしょうか。
ひまわりとか有名ですよね。
そんなゴッホは絵が下手くそだった、
というのはご存知でしょうか。
更には、美術商、牧師と次々、
仕事に数々失敗している。
もっと最悪なのは、いわゆるコミュ障。
コミュニケーションが上手く出来ない。
そして、激しい気性。
故に周りからハブられてしまい、誰も彼を
よく思わないという最悪の状況。
晩年には定期的に精神科にかかるようになり、
「全般性せん妄を伴う急性躁病」
「一種のてんかん」…と
さまざまな病気であると診断される…
結果、彼は生きている当時、評価されず
死んでから評価されることになるわけですが…
これ、なんだか妙ですよね。
仕事出来ない。
人間関係作れない。
精神的な病気
そして、何より絵が下手くそ。
なんでこの状況から
名画を残すまでになるのか。
少なくとも絵はうまくなってないと
無理だと思いませんか?
でも、現実はそうではないわけです。
彼は何をしたのか?
彼はある戦略を取ったそうです。
それが模倣。
徹底的な真似。
これをやりまくったそうです。
これに関して、ゴッホが後に
耳を切り落とすことになるまで
家で一緒に暮らしていたポール・ゴーギャンが
彼に提案をした話があります。
ゴーギャンは彼に記憶から絵を描き、
色合いを落ち着かせ、新しい画材を使って
いままでと異なる効果を出すよう促した、
というのです。
しかし、そうした試みは、ゴッホには
上手くいかなかった。
何も参考にせず描くと、
彼のデッサン力のなさはさらに悪化したと
言うのです。
つまり、後にゴッホという巨匠を
生み出したのは徹底的な真似だった、
ということです。
凡才をも非凡に変える力が
徹底的な真似にはあったことになります。
いかに不利な条件しかなくても
いかに踏んだり蹴ったり、お先真っ暗でも
徹底的な真似は突破口になった、
ということです。
この話はギターでも同じことが言えます。
ゴッホで言う、徹底的な真似。
これはギターで言うなら、
曲やフレーズのコピーです。
実際、フレーズのコピーも
徹底的にやってみたら
あなたのギター演奏も
可能性が芽吹いてくると思います。
実際、コピーは
効果効率を求めて機械的なフレーズを弾くよりも
ずっと楽しく、ストレスなく上達する方法だと
思います。
よかったらコピーをやってみてくださいね。
追記
コピーのやり方がわからない場合は
これからやるのが簡単で
将来的にもいいと思います。
↓