いやぁ~おっしゃる様に
確かに一見フレーズだけ見ると簡単そうですが、
原曲のスピードではメインから
バースに切り替わる時の
リズムキープどころか
メインのリズムキープもままならないですわ~
0.75倍でやっとです(泣)
これは先日宅配便アドバンス
というサービスに寄せられたコメントです。
宅配便アドバンスというのは
16ビートのギター演奏力を鍛え上げる
サービスなのです(現在、募集停止中)
ここで紹介する曲のフレーズは一見すると
「こんなの練習になるのか?」
と思われるようなフレーズです。
でも、先のようなコメントになる。
これは何を意味するとおもいますか?
ちなみに先のコメント主が
挑戦している曲はテンポだって全然速くない。
測ったらテンポ100の16分音符のフレーズ。
しかも、バッキングだから
全然ややこしくないフレーズです。
実際、3音しか使っていない。
でも、彼はリズムキープが出来てないと言う。
僕はこれを見ると安心です。
16ビートのリズム演奏というのは
それくらい難しいからです。
もちろん、何気なくフレーズなぞる程度なら
誰でも出来るでしょう。
それこそエレキギター練習の教科書で
紹介したような練習方法で十分です。
エレキギター練習の教科書
↓
でも、それで16ビートのリズムは弾けた
と思わないほうが良い。
それは弾けたのではなく、
単に指がついていくようになっただけ。
その速さでピッキングが
出来るようになっただけ。
そんなケースが圧倒的に多いのです。
実は僕も恥ずかしながら、
それを自分のギターの先生に指摘され
大きくへこんだ事があるのです。
でも、今では凹まさせられてよかったと
思っています。
もし、弾けたと思っているだけで
本当は弾けてなかった、なんてことに
陥ったままだったら大恥かくからです。
だから、先のコメント主のように
「弾けてない」と実感できる人は
非常に素晴らしいのです。
簡単そうに見えるものこそ、難しい。
弾けたと感じる感覚ほど、怪しいものはない。
今回は題材は16ビートの話でしたが、
本質はここなのです。
あなたは大丈夫でしょうか。