過去は過去
今日のお前は 今日つくるんだよ

 

これはバカボンドで出てくる言葉みたいです。

 

僕はバカボンドをちゃんと読んでないので

どんな局面で言われた言葉なのかは

知りません。

 

ただ、これはとても大きなヒントを

示しています。

 

これは、過去と今は関係ないってことを

言っているのです。

 

全く関係ないくらいに考えていい

僕はおもっています。

 

一瞬一瞬生まれ変わっている、とも言えます。

 

…と言われても、これは

とんでもないことのように映りませんか?

 

何故なら、僕たちは過去に

いろんなプロセスがあって

今があると思っているから。

 

記憶として過去に何があったかを

知っているわけですしね。

 

でも、先の言葉からすると過去はカンケーないという。

 

「そんなの受け入れられない」

 

そう思ってもおかしくない言葉です。

 

でも、仮にこれが真実だとしたら

どうでしょうか?

 

そう仮定してみることくらいなら

出来るでしょう。

 

だったら仮定してみましょう。

 

自分の話で恐縮ですが…

 

僕は小さい頃から運動が苦手でした。

 

体育の成績はいつも5段階評価の1か2。

 

手先も不器用。

 

パーツの大きいプラモ1つ

つくれませんでした。

 

家族からも「不器用」と言われていました。

 

リズム感は縄跳びに入れないレベル。

 

音楽やるには明らかに向いてない適正です。

 

極めつけは音楽が嫌いだったのです。

 

でも、音楽が仕事になっている…。

 

ほらね、過去はカンケーないのですよ。

 

僕の過去はどう考えても

音楽には向いてない適正です。

 

でも、音楽が仕事になっている

ということは….

 

過去はカンケーないのかもしれない、

くらいは言ってもいいと思います。

 

過去はカンケーない。

 

だったら、大胆に今、

弾きたいものを弾いたら良いのです。

 

うまく弾けるとかかっこよく弾けるとか

そういうの全く無視して楽しく弾けば良いのです。

 

「これは難しいフレーズだ」とか

「自分は基礎が足りないから」とか

「イチからちゃんとやり直さなければ」とか

 

そんなのもカンケーないのです。

 

過去はカンケーないんだから。

 

今、弾きたいものを弾きましょう。

 

エクササイズや基礎練なんか不要です。

 

スケール練習もコード理論も不要。

 

それを使いたいと思ったら使ったら良いけど

それをやらなければかっこよく弾けないと

思うのは大間違いです。

 

貴重な時間を無駄にすることに

なっちゃいます。

 

やりたいことをやりましょう。