犬が肉をくわえて橋を渡っていた。

川をのぞき込むと、水面に写った自分の影が。

この犬はてっきり別の犬が
もっと大きな肉をくわえていると錯覚した。

相手の肉を奪ってやろうと
自分の影に向かって吠えたてた。

すると、くわえていた肉は
音をたてて川に落ち、流されて行った。

なんとも痛烈な話だと思うのです。

今はSNSが生活に根付いているから
他人との比較ばかりをして過ごしている人が
多いようです。

あなたはどうでしょうか。

Xやインスタ、YouTubeで披露される
演奏動画を見てため息つく…

気持ちはわかりますよ。

自分よりいい演奏を見たら
自分の腕前がしょぼいように感じますからね。

でも、他人の演奏を見て
自分の演奏の小ささを感じるということは、
実はあなたに伸びしろがある証拠なのです。

良さがわかるからこそ
自らの小ささがわかるのです。

ということは
あなたには理想と現実にギャップがある
ということになります。

つまり、そのギャップを埋めていけば
進歩は訪れるのだから
伸びしろがあることになります。

よって、他人の演奏を見て
「良いなぁ」と思ったときは
その演奏とご自身の演奏のギャップを
はっきりさせることです。

そして、昨日の自分には見えなかった
そのギャップを埋めるにはどうすればいいかを
考えたり、調べたりする。

こういう風にして
進歩というのは起こるものです。

もし、あなたが他人の演奏を見て
「いいなぁ…それに比べて自分は…」
と思ったなら
この話を思い出してほしいです。

追記

ちなみに最悪なのは他人の演奏を見て
素晴らしい演奏だと思ったのに
他人の演奏のあら捜しをするケース。

これは絶対に改めたほうが良い。

それは自分で自分を貶めているのと
同じです。

追記 その2

上手い人の演奏との差分というのは
大抵リズムにあることが多いです。

でも、リズムに関して本当に有益な話は
少ないのが現実です。

そこで助けになりたくて執筆したのが
エレキギター練習の教科書という
電子書籍です。

無料で配布しているので
ギター上達にリズムがどう関係するのかを
知りたい場合は以下をクリックして
ご覧になってください。

⏩️クリックしてギター上達にリズムがどう関係するのか確かめる