習いは性と成る。

 

 

これはある古文献に書かれている

内容です。

 

 

この古文献、おそらく紀元前600年代に

編纂されたという説があるようなものだから、

今から約2600年前の話ということになります。

 

 

編纂ですから当然、内容はそれ以前の話。

 

 

紀元前11世紀頃に伝えられていた内容が

原型のようなので、そう考えると、、、、

 

約3000年前から伝えられている言葉

ということになります。

 

 

先に「古文献」と書きましたが、

知る人ぞ知るマニアックな、

「誰がそれ知ってるねん」と

ツッコみたくなるようなものかと

思いきや、、、

 

現代人でも愛読している人は

それなりにいるほどの知名度のものです。

 

 

つまり、、、、

 

先の言葉は3000年間大事にされたものの中に

記されているってことです。

 

 

そんな長きに渡る時の洗礼を

くぐり抜けた言葉だということです。

 

 

 

そんな重みのある言葉、、、、

 

「習いは性と成る。」

 

 

これ、訳すと、、、

 

習慣は身につけると、

最終的に、それが生まれつきの天性と

同じになる。

 

という内容です。

 

 

これ、ホントそうなのです。

 

 

伊達に3000年生き残ってるわけではありません。

 

 

習慣的にやっていることは

その人を作るわけです。

 

 

例えば、笑顔でいることが

習慣になっている人は

いつも笑っているから幸福感が強い。

 

 

「もともと、そういう性格だ」と

思うかもしれませんが、そう思うなら

試しにやってみたら良い。

 

 

それだけでずいぶん楽しくなるものです。

 

 

何も一日中笑ってなくても、

昨日より笑顔を作る時間を少しでも

増やすようにしていたらわかる。

 

 

それが毎日続くと笑顔でいるのが普通になる。

 

 

それが習慣。

 

 

そうなると、人からかけられる言葉も

変わってくる。

 

 

あたかも前からそういう人間だったかの

ようになるものです。

 

 

 

僕はこれ、いくつか体験しています。

 

 

文章、喋り、ギターは習慣によって

自分の強みになった自覚があります。

 

 

実はもともと1年に一冊も

本を読まないような人間だったのです。

 

 

だから当然、文章なんか書けません。

 

 

読書感想文は泣きながら親に怒られながら、

結局代わりに書いてもらっていたような

有様だったのです。

 

 

喋りだって全然得意じゃない。

 

 

未だに4~5人以上の会話になると

何も言えなくなるコミュ障っぷりを

発揮します。

 

 

ギターだってもともとは全然弾けなかった。

 

 

力任せに弾くもんだから

弦もブツブツ切ってたし、

当然流暢になんか弾けませんでした。

 

 

 

でも、今、その話をして

信じてくれる生徒さんはゼロなのです。

 

 

「またまた、そんな事言って。

口うまいねんから」とか言われます。

 

 

 

やはり、習慣が人を作るのです。

 

 

だったらギターもおなじ。

 

 

うまくなるために、、、、

 

と躍起になる前に、まずは何でも良いから

弾くことを習慣にする。

 

 

そして、それが出来るようになったら

今の自分にできる練習を一つずつ習慣化する。

 

 

そうやってやっていけば情報が錯綜し、

玉石混交、何が正しい情報なのかわからなくても

確実に前に進めると思います。

 

 

 

習慣化。

 

 

ぜひ、意識されてみてください。

 

 

必ずや変わります。