個人的に注目している人が自身のメルマガで

非常に感じ入ることを言われておりました。

 

 

こんな一節です。

 

 

「誰か」になろうとすることは
とても大事なことだと思っています。

ただそれは、自分以外の何者かに
なろうとしているのではなくて、
他人を通して自分の可能性を見ているだけだ。

 

 

 

ほんと素晴らしい洞察です。

 

 

ギターも全く同じでして。

 

 

理想のモデルを見つけるのは必須です。

 

 

自分というのは、過去に収集した

理想の統一体と言えるからです。

 

 

だから、憧れの存在、尊敬する存在

自分が良いなぁと思う存在を

見つけておくことは絶対に必要です。

 

 

 

しかし、それはあくまで

あなたの深遠な理想の一端を

示しているだけなのです。

 

 

あなたはその一端にはなれないけど

その方向性で「あなた」という自己が

描く理想を表現することが出来るのです。

 

 

 

だから、理想となるモデルを見つけ

そこに近づこうとする。

 

 

もちろん、そのモデルにはなれないけど

そのプロセスで、自分というものを

表現することが出来るようになる。

 

 

それを僕たちは

ギターを通してやるだけなのです。

 

 

 

そう考えると上達に拘泥するのは

必要なプロセスではあるが…

 

非常に初歩的であると言わざるを得ません。

 

 

あなたは上達なんかよりも

ずっと大きなものを表現できるのですからね。

 

 

 

これを知らないと上達というものしか

ギターをやる動機を見いだせなかったりして

折角の「あなた」という可能性を

損ねることになりかねると思うのです。

 

 

あなたの可能性が損なわれる…

 

これはあなたが思う以上に大きな損失になるのです。

 

 

だから、理想となるモデルを見つけ、

近づくことを通して

もっと大きな自分というものを表現する。

 

 

そこにギターの目的があると

知っておいてくださいね。