論理学のベーシックに3段論法と
いうのがあります。
もちろん、論理という学問上、
とても素晴らしい原理原則だと思います。
A = C
B = C
だったらC = A
という原則。
ところが、これを何にでも当てはめると、
とんでもないことになるわけです。
私は生物である。
猫は生物である。
だったら私は猫だ。
それは違うだろ、となりますよね。
人間は人間ですから。
つまり、こういうのも道具だということです。
この例は単純な話だからおかしさが
わかりやすいですが、、、
これが音楽理論になるとどうでしょうか。
途端に、理論に振り回されは
しないでしょうか?
これでは何がしたいのか?となるわけです。
こうやって、本末が転倒する。
音楽理論を使って自由にギターを
操作してやろうと思っていたのに
逆に操作されることになる。
これが人の教えになるとどうでしょうか。
途端に、色んな人の教えを漁ってしまうことに終始しないでしょうか。
先人の教えに従って、何らかの練習方法を
採用したのに2~3日実践して、
「これではダメだ」とか言って
違うやり方をあさり始める。
これも結局、本末が転倒しているわけです。
更に3日坊主のおまけ付きです。
教えも結局道具なのです。
道具を使いこなせる状態に
まずは自分を誘導することだと思います。
あなたは道具を使いこなす準備が
出来ているでしょうか。