昨日、こんなのを書きました。

 

 

激しく勧められた本から得た意外なギターの楽しみ方

 

 

 

ここでいう「経験のリターン」というのは

実はかねてからお伝えしている

ギターを弾くことの可能性と

通ずるものがあります。

 

 

ギターを多くの人は

趣味の一環として捉えておられます。

 

 

しかし、本当は

そんな小さきものではないのです。

 

 

 

本当は波乱万丈の人生というものを

渡っていくための素養が養われるものなのです。

 

 

先の記事で書いた「経験のリターン」というのは

それをわかりやすく表したコンセプトだと

おもうのです。

 

 

経験のリターンというのは要するに

経験したことは色んな形でお返しをしてくれる

ということです。

 

 

必ずしも金銭的な見返りだけではないということ。

 

 

経験したことを思い出して

気分がほっこりすることもリターンですし

 

経験したことを活かして

他ジャンルに活かすことで現世利益を得るのも

リターンです。

 

 

そのように無限の活用があるのに

「ただの趣味」というレッテルを貼り

枠に限定してしまうと

得られるリターンはほぼなくなってしまう。

 

 

楽器が弾けたとて何もいいことはない、

などと一見大いなる悟りに見えて、

その実はただの浅薄な解釈にとどまってしまうわけです。

 

 

 

ギターで得られるリターンは実はたくさんある。

 

 

例えば…

 

ギター上達させたいなら、

身体操作とTONE×RHYTHMを頑張ったらいいよ

 

とかねてから散々伝えております。

 

 

 

では、この「身体操作」と

「TONE×RHYTHM」の共通項は何でしょうか?

 

 

これは共に「当たり前のこと」というのが共通。

 

 

当たり前のことだから言われたら気付ける。

 

 

ギターは身体を使って弾くものなのだから

身体をどう使ったら自然に楽に使えるか?

ということを学んだら上達するのは当たり前。

 

 

ギターは音楽を表現するツールであるから

音楽を構成する要素を明確にしておれば

上達するのは当たり前。

 

 

じゃあ、音楽を構成する要素とはなにか?

 

 

特に演奏面に特化するなら…

 

演奏とはイメージした音(TONE)を

イメージしたタイミングと長さ(RHYTHM)を

表現したものです。

 

 

ならば、自分の演奏をチェックする時に

そこがどうなっているかをチェックすれば

上達するのも当たり前。

 

 

TONE×RHYTHMを踏まえて考え抜かれた練習法を

実践し続ければ上達するのは当たり前。

 

 

 

当たり前のことなのだから、

ジャンルもクソも関係ない。

 

 

オールジャンル、音楽という体をとるものなら

何にでも活きる。

 

 

そういうのを

「原理原則」「普遍」「真理」というわけです。

 

 

つまり、そういう原理原則的なモノを

押さえていれば強い。

 

 

 

では、

 

「原理原則的なモノを踏まえて実践する」

 

というギター演奏経験から得たアイデアを

仕事に活かしたらどうなるか?

 

 

対人関係に活かしたらどうなるか?

 

 

あなたの抱えるギター以外の問題に

活かしたらどうなるか?

 

 

全く新しい角度の改善策や解決策に

繋がったりする事が多いのです。

 

 

そうなると、これはギターという経験が

もたらす大いなるリターンと

いうことになります。

 

 

その結果として、

もしかしたら収入が増えるかもしれないし、

ギクシャクしていた人間関係が

改善されるかもしれない。

 

 

もしかしたらギター以外の

趣味的にやっていたことも

著しく上達するかもしれないわけです。

 

 

こういう「結果」というものは

行為の残りカスのようなものですが、

それも立派なリターンでしょう。

 

 

 

どうでしょうか。

 

 

ギターを趣味的なものとして捉えている人と

経験はリターンをくれる前提で捉えている人。

 

 

大きく違いが出て当然だと思いませんか?

 

 

 

天に棄物(きぶつ)無し

 

なんて言葉もあります。

 

 

棄物…

 

棄てるものなど存在しないということを

言っておるのです。

 

 

「役に立たん」と言って

棄てる心を持つ人間がおるだけです。

 

 

 

折角ギターを弾いておるのです。

 

 

何かが弾けることも素晴らしいことですが

折角あなたの貴重な時間と労力と情熱を注ぐのです。

 

 

無限のリターンを得ようではありませんか。