我が家では今、クロスワードが流行っています。

 

たまたま、スーパーへ妻と末っ子が
買い物に行ったときのこと。

末っ子が店においてある雑誌を破損してしまい、
仕方なく買って帰ったことがきっかけです。

 

遊びながら言葉も覚えられるし、
推理力も高まるし、子供にも良いかもしれない、、、、

みたいなことでやりだしたのですが、
殊の外大人がハマってしまいました。

 

さて。

再度、冒頭の図を御覧ください。

 

問題はヨコの44がわからないことからスタートしました。

 

問題文はこれ

アルコール消毒の後でデトックスで出そう。

 

これの答えがわからなかったので、
パズルの鉄則である周りの問題を答えることで、
解決させようとしました。

 

見てみると、、、

タテの44
タテの32
タテの42

が解けたら自動的に問題になっているヨコの44は
解けるわけです。

なので、それぞれ見ていきました。

 

タテの44の問題

ブザマな失敗を踏んだ

恥(ハジ)

 

タテの32

しめのラーメンが夜中の食事代わりに最高

夜食(ヤショク)

 

タテの42

約束が違うじゃないこの~二枚舌

嘘つき(ウソツキ)

 

とおもったので、入力すると、こうなりました。

問題のヨコの44は、、、

 

ハクソ、、、、

(歯垢のことを関西では「歯くそ」と呼ぶのです)

 

爆笑しました。

 

もちろん、答えは「歯くそ」ではありません。

次の朝、妻がこの謎を解いて、
大きく納得したのですが、、、、

 

この時の僕はどう見てもこれ以外の答えが
思いつきませんでした。

「歯くそ」は答えとして絶対おかしいから
他の問の答えが間違っているんですが、
それ以外の答えが見つからない。

でも、まぁ、おもろいからいいか。

といって安心して床につくことが出来たのです。

 

実はこのくだらない話には
いろんな学びが隠れていますが、、、

一番伝えたいのは、、、、

「まぁ、良いか」と言って不完全なものを
そのままにしておくことも時には必要、
ということなのです。

 

実はギターでは
このメンタリティがものすごく有利に働きます。

 

もちろん、ギターの場合は
練習方法やアプローチがおかしかったら
話になりません。

その状態で放置しておくと
何十年も同じ場所でぐるぐるします。

 

でも、練習方法が正しい場合、
その実践が続いていれば
必ず何処かのタイミングで
急に弾けるようになるポイントが現れます。

 

ここまで耐えられるかどうか?

この視点で見たときに
この「まぁ、良いか」といえるメンタリティは
重要なのです。

 

今回の歯クソのように笑えたら
なお、不完全を受け入れやすいです。

なんせ、ポイントは不完全を受け入れること。

 

ギター演奏なんて終わりがありません。

完成と呼べるときは訪れないのです。

音楽なのだから。

 

だから、不完全を楽しめるようになると
最強なのです。

 

 

追記

ちなみに、先の答えは歯くそではありません。

 

アルコール消毒の後でデトックスで出そう。

毒素(ドクソ)です。

 

タテの44の問題

ブザマな失敗を踏んだ

恥(ハジ)

 

ではなく、、、、

 

ドジだったんですね、、、、