肝心要という言葉があります。
これ、さっき私淑している師の本を読んでて
でてきたのですが正しくは…
肝腎腰
という意味だと言うのです。
これを見た時に感じ入るものがありました。
肝腎腰…
これは身体的な意味でもそうだし
ギターにも外してはいけないポイントとして
肝腎腰というのがあると思います。
それに、仕事面でも人間関係でも
セルフコントロールでも肝腎腰となる
ポイントはあると思います。
実際、身体面で見ても
肝臓というのは行動力の源だと言われているし
腎臓は毒素の排出。
腰が折れたら身体は保てません。
この3つは何が何でも守らないといけない
ポイントなのは言うまでもありません。
これをギターに置き換えると実に
面白く符合する部分があると思っています。
ギターもやる気がなくなったら…
つまり、諦め、虚しさ、挫折が心を支配したら
「弾く」という行為は続けることが出来ません。
つまり、肝です。
そして、いくら継続していても
自分の演奏を振り返ることが無いと、
改善ポイントには気付けない…
これは換言すると毒素の排出と言えるわけです。
自分の演奏を聞き返したり見直したりすることで
悪癖を見つけて直していくことを
しているわけですから。
つまり、腎です。
精力的に行動して、省みて毒を排出しても
練習内容が目的と沿ってないと
話になりません。
弾けないフレーズを弾けるようになりたいのに
音楽理論の勉強をしている、なんていう
見当違いの事をやると…
いくら練習量を増やして、
録音録画で自分の演奏を振り返っても
大した変化は起こらない。
つまり、腰となるわけです。
実はさっき、先の内容を読んでからというもの
ずっと色んなものに当てはめておるのですが
きれいに符合します。
どうやら肝腎腰というのは
古びた教えにみえますが
しっかり通用するようです。
ギターの肝腎腰。
継続的な行動
演奏チェック
目的に合わせた練習法の最適化
よかったら、意識してみてください。
追記
ちなみにこれは腰です。
↓
ということは、これを継続的に実践し(肝)
演奏を録音録画して省みる習慣(腎)を
合わせて実践すると…
肝腎腰が全部揃うことになります。
実際、作者の目から見ても
こういう利用の仕方をすると
こんなシンプルなアイデアでも
思わぬ結果を得られる可能性は大きいと
思います。