前回の問い。

答え出せましたか?

今日はこの解答編です。

この性質を持っている人は
間違いなくホンモノの上達を体験できます。

それはどんな性質か?

それは、胆力です。

前回、紹介した生徒さん。

彼は速弾きが出来るような人です。

でも、たった2音が弾けなかった。

それを受けて凹んだ、と言っていた。

この凹みが重要なのです。

これ、若者ならいざ知らず
それなりに年齢行くと人間は誰しも
変に固まるものです。

例えば、今回の話だと
明らかに自分の力量不足なのに
「課題が悪い」などと言って
他のもののせいにしたり、
「時間がない」などと言って
己の環境のせいにしたりする。

信じられないかも知れませんが
本当にこういうことを言う人っているんですよ。

そうやって現実を受け入れない。

これは胆力のない人間のやることです。

当然、年齢重ねていればいるほどに
ただの頑固者にしか見えません。

達人のような智慧のある頑固者は
尊敬できますが、
自分の現実を直視できず
自分の正当化しか出来ないような頑固者は
これは誰からも相手されないようになります。

それにそうやって意地と我を張ったところで
弾けるようにも楽しくやれるようにもなりません。

満たされるのは詭弁を弄して
誰も喜べないエゴを満足させただけです。

ここに傲慢さも乗っかってくると
もう、手が付けられないほど
めんどくさい御仁に成り下がります。

この現実を受け入れる性質。

つまり、「胆力」がある人は
いくらでも上達もするし、
上達なんかに飽きて、
自分より手前にいる人達とでも
楽しく音楽が出来るようになる。

最高の楽しみを手にいれることが出来る。

これは約20年コーチをしてきて
間違いなく言えると思います。

弾けてないものは弾けてない。

弾けてるものは弾けてる。

でも、もっと上のレベルから見ると
弾けてない。

そのようにして起こっていることを
受け入れる強さが欲しいものですね。

追記

これは何もギターだけではなく
昔から万物に言えることですよね。

かつて、孔子は弟子に
知っていること知っているとして、
知らないことはまだ知らないと
率直になることが、知るということだ。

と残しているけど今回の話と
本質は同じ。

要はありのままを認めよ、ということです。

論語なんて一見、
ギターと何の関係もなさそうなことが
関係しているというのは
ホント凄いことだと思います。

改めて論語はヤバい書物だと思いますね。

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