好きな曲をコピーする。

これは最強の練習方法です。

要は模倣だから。

 

学ぶの語源は「まねぶ」だといいます。

つまり、マネをすることは偉大な先人に学ぶということなのです。

 

でも、一方で「猿真似」という言葉もあるように、マネをすることには弊害もあるわけですね。

 

では、まねぶと猿真似の違いは何なんでしょう?

ここがわかれば、コピーというギター練習が僕達にとっては最強のツールになるはずです。

 

ここでもう一人、偉人の言葉を紹介しましょう。

凡人は模倣し天才は盗む

ピカソの言葉です。

 

これはどういう意味でしょうか?

ここでいう「模倣」は先の「猿真似」っぽいです。

では、「盗む」は?

これが「まねぶ」っぽいです。

 

つまり、

模倣≒猿真似

盗む≒まねぶ

という構図として理解すると1つ疑問がでてきます。

 

盗むって何を盗むの?と。

これ、僕は「内面」「センス」「感覚」を盗めってことだと解釈しています。

 

何かのフレーズをコピーしたときに、

 

どんなタッチでピックあててるんだろう?

どんなタッチで弦押さえているんだろう?

指の中に残る感触はどんなんだろう?

何考えてこの人アドリブしてるんだろう?

普段、どんな生活して、何食ってるんだろう?

等々、、、

 

こういう部分を想像しながらコピーするのです。

すると正解はわからないのだけど、「きっとこうなんじゃないか」という答えらしきものが自然と沸き起こってくるのです。

これこそ、上達ではないでしょうか。

 

ジョンレノンは言いました。

想像せよ(Imagine)、と。

 

心理学者のユングは人の心は奥底でつながっていると言いました。

 

あなたはコピーするときに、お手本となる人にどこまで学んでいるでしょうか?