ものごとには本末というものがあります。
なんのためにそれは存在するのか?
ということが「本」であり、
それをどのように実現するのか?
ということが「末」でしょう。
「本」は大義名分も含むものだし
「末」は具体的な計画を含むものだと
思います。
この本末の関係が忘れられると、、、
決定事項は決められなくなり
最悪、険悪な人間関係がつくられてしまう。
それを本末転倒という風に呼ぶわけです。
さて。
この「本」と「末」の関係はギターでもおなじ。
なぜ、自分はギターを弾くのか?
と言うのは「本」。
これがないのに
どのようにギター弾けるようにするか?
という部分にばかり注力すると
本末が転倒します。
挫折パターンに陥る御本人は気付いてないが、
このパターンにハマっているケースは
意外に多い気がします。
練習でこの感じだから、演奏においても
これが発生します。
演奏披露するときも
内容をアレンジすることがありますが、
そのときも同じ。
その演奏の「本」、そもそもの目的や
大義名分を抑えておくと
アレンジ内容まで決まることがあります。
本末というのはそういうことを教えてくれる言葉だと思います。
あなたの本末は大丈夫でしょうか。
転倒してないでしょうか。
お互い気をつけていきたいものです。