素晴らしいギタリストを発見しました。

 

 

今のところ、この方の音楽性に関して、

僕は共鳴できない状態なんですが…

 

でも、この方のスピリットというか、内面、思想には

激しく共感できました。

 

 

ギター上達のために練習方法を漁って、

右往左往しているなら

目が覚めるような内容かもしれません。

 

 

 

このギタリスト。

 

 

僕はたまたま、この方の遺した言葉を見つけたことで

人物に興味を持ちました。

 

 

 

それはこんな言葉。

 

 

ギターってのはたった6本の弦を伝わって
出てくる人間性なんだ

 

 

見た瞬間、感ずるものがありました。

 

 

 

で、調べてみると

こんなインタビューを見つけました。

 

 

 

多くの人が世界最高のギタリストは誰だと思うか
といつも尋ねてくる。

いつも違う答えになるんだけど、
“カート・コバーンは世界最高のギタリストの一人だ”
と言うと彼らは、
“えー、何を言っているんだ?と言うんだよ。

彼は何百万人もの人々にギターを弾くように
インスピレーションを与えたんだ。

だから、どれだけ速く、どれだけ多くの音を
出せるかよりも、
フィーリングや表現力の方が
明らかにずっと重要
なんだよ。

ジャズの巨匠であろうとなかろうと、
誰かと心を通わせることができなければ、
それはまた別の話なんだ。

時には、一番シンプルなことが、
一番大事なこと
だったりするんだよ。

若い頃は友達の印象に残るから、
複雑なことを学ぶ。
なんだかかっこいいしね。
ちょっとだけ格好つけているんだよ。

僕はいつも“最もシンプルで単純なギターパーツを学んで、
それを自分のものにしなさい

と言っている。

 

 

 

中略を入れることが出来ないくらい

重要な内容で埋め尽くされていました。

 

 

完全同意です。

 

 

ホンマそうで。

 

 

だから、どれだけ速く、どれだけ多くの音を出せるかよりも、
フィーリングや表現力の方が
明らかにずっと重要なんだよ。

 

 

 

音楽ってフィーリング、表現力なんです。

 

 

でも、いきなりそれを磨くことは

出来ないのがよくある現象です。

 

 

だから、基本技術を學ぶことになる。

 

 

先人の残した作品をコピーして、

お手本通りに弾けるようになる、、、、

 

そういう体験を通して、

まずは「とりあえず弾ける」という境地を目指す。

 

 

でも、それはあくまで

フィーリング、表現力のステージにいくための基礎をつくる

というのが目的なのです。

 

 

 

ところが、最初はこんな深遠なことは

わからないからテクに走る。

 

 

若い頃は友達の印象に残るから、
複雑なことを学ぶ。

なんだかかっこいいしね。

ちょっとだけ格好つけているんだよ。

 

 

こういう感じでテクに走る。

 

 

ところが、真理は変わらない。

 

 

こういう自分のエゴにいる間は

迷うようになっているのです。

 

 

もちろん、迷ってて良いんですが、

迷いまくっている間に挫折してしまうなら

早く目を覚ましたほうが良いと思うのです。

 

 

 

だからこそ、世の中はうまいことなってて。

 

 

先人がヒントをくれている。

 

 

先のインタビューなんかは

まさにヒントそのもの。

 

 

 

こういう先人の言葉で目が冷めたら、

やるべきは…

 

 

僕はいつも“最もシンプルで単純なギターパーツを学んで、
それを自分のものにしなさい”
と言っている。

 

 

要するに、肉体化、体得、自得せよ、

ということです。

 

 

特に意識しなくても弾ける状態になれ、

と言っても良いわけですが、そこを目指す。

 

 

派手な演奏とか地味な演奏とか

そういう相対的なレベルではなく、

すべての演奏に共通する部分、、、

 

まさにこの方が言う

「パーツ」を學ぶわけなんです。

 

 

 

そのパーツを自分のものにする。

 

 

肉体化、体得、自得する。

 

 

 

すると、表現力フェーズへの扉が自然と開く…

 

 

確かに、そういう感じになっているのです。

 

 

 

僕が仕事としているのは

ギターを楽しもうとしているけど

上手くいかない人に対して、

この方の言う「パーツ」を教え、

体得させることです。

 

 

換言すると、表現力フェーズの扉が開くまでの

お手伝いをすることなんです。

 

 

そのパーツというのが僕は

 

「身体の使い方」、「TONE×RHYTHM」という

いつもの話になるわけです。

 

 

 

どうでしょうか。

 

スッキリ見えてきましたか?

 

 

参考になったら嬉しいです。

 

 

追記

後、ハーマンが遺した冒頭の名言。

 

 

ギターってのは
たった6本の弦を伝わって出てくる人間性なんだ

 

 

これにも実はとてもとても深遠な教えが

眠っています。

 

 

これはちょっとメルマガとかブロクで言うと

混乱したりやるべきことができなくなったりするかも知れないから

言わないかもしれないけど

ここには大きなヒントがあると思いますよ。