ギターを始める2人がいたとします。
1人は30万のギターを買ってスタートしました。
簡単に挫折しないように、という
自分を追むようにして
レッスンにも通い、お金を投資して
ギターを練習しました。
1人は1万円の初心者セットでスタートしました。
ウェブ上にある無料でアクセス出来る情報だけで
練習したとします。
あなたはこの2人が
どうなるか予測できますか？
さて、問題の答えをお教えする前に
先日、あるギター講師の方が
関心なことを言ってました。
「YouTubeとかでギター練習してても
上手くはならない」
確かにそうだよね～、
とか思ってたんですが、、、
その理由が
「お金を払わないから」
という理由でした。
確かにこれはそうなんですが、、、
じゃあ、お金支払ったら
誰でもうまくなるのか？
と言われると、、、、
実はそうじゃないんですよね。
この「お金と上達の関係性問題」は
結構複雑でして。
僕もこれはかなり研究したので
それなりに現実的な部分を
話せるつもりです。
現実にはお金を支払っても
うまくならない人はいます。
お金支払ってるのに実際、教材も
買いっぱなしで放置されるケースがあるんです。
レッスンのような、いわばサブスクサービスみたいなのを
受けてる人でもこうなる人はいるんです。
この現実がある時点で、
お金支払うか否か
というレベルよりも
深いレベルがあるということなのです。
要はこういうことなのです。
↓
お金を支払わない人は上達しにくい。
お金を支払うと上達しやすくはなる。
でも、お金を支払ったからと言って、
全員うまくいくわけではない。
つまり、上達とお金は
本質的には関係ないってことです。
じゃあ、上達には何が関係するのか？
それは、、、
行動です。
行動し続けられるか否か、で違いが出る。
お金はその行動を誘発しやすくなる要素だ
というだけなのです。
例えば、無料の情報でなんとかしようという人は、
たとえ素晴らしい情報を知っても
自分の懐痛めたわけではありません。
となると、ちょっとうまくいかなくなったときに
簡単に次の方法へ目移りしてしまう。
目移りしていいけど、
目移りして違う方法を採用すると、
その方法は経験値ゼロからスタートです。
ドラクエ、途中まで話進めたのに辞めて
ファイナルファンタジーを
最初からやり直すようなものです。
本人は良かれと思って目移りしているわけですが
現実は行動を積み重ねられないから
上達は怪しい。
でも、お金を払うと行動しないわけには
いきません。
もとを取らなければいけなくなるから
行動します。
情報を次々漁らなくなるから
うまくいきやすいのです。
では、お金払ってもうまくいかない人は
何故生まれてしまうのか？
これは
その支払った金額が大して
痛くなかったというケースが圧倒的に多い。
お金が効果を発揮するのは
それなりに躊躇する金額を
支払ったときなのです。
それが痛くない金額だと
お金を支払っても他の魅力的な情報に
目移りしてしまいやすいのです。
結果、お金支払ったけど
行動できなかった、、、となりやすいのです。
実はこれ、教則本を買い漁る人の
心理パターンです。
僕の生徒さんで
引っ越しの際、ギター教則本が
パンパンに詰まったダンボール箱3箱が
押し入れから出てきた、という方がいました。
計算したら30万以上のお金を
本につぎ込んだ計算になっていたそうです。
お金支払っても行動できなかったのです。
もちろん、教則本があくどい商売している、
ということではありません。
要は、上達に本当に関係するのはお金ではなく
行動だということなのです。
行動が出来るかどうか、なのです。
お金は行動を簡単に誘発しやすくなる要素だ
というだけのことです。
こういうアプローチは意外と
効果的なので、たまにはこういう視点で
ものを見てみるといいかもしれません。
あなたは行動をしているでしょうか？
追記
こういうことなので、冒頭の問題の答えは、、、
お金支払おうがケチろうが
行動できたらうまくなる。
出来なければうまくはならない。
それだけのこと、というのが
僕の答えです。