勝つ人はあらかじめ準備を整えている人。

負ける人は勝負が始まってから慌てる人。

これは僕が座右の書にしている、孫子の一節を解釈したものです。

 

孫子はご存知かと思いますが戦争の話です。

だから、ギターに関係ないと思うのはナンセンスです。

実はギターにめちゃくちゃ応用できます。

 

 

先の言葉なんかはギターに置き換えるとこういえます。

 

弾けるようになる人はうまくいく方法を用いている人

頑張っても弾けるようにならないひとはうまくいかない方法にしがみつく人。

 

という感じです。

 

 

ギター弾けるようになる、みたいな話は先にどんなやり方を採用しているかで変わるんです。

他にも要素はあるけど、これが一番大きいと僕は思います。

 

これは過去に言いまくっているので僕の発信を長く受信してくれている場合は耳タコかも知れません。

なので、今日はもう一歩深めましょう。

 

 

じゃあ、効果的な方法を採用できるとそうじゃない人は何が違うんでしょうか?

 

実はこれも先の孫子の発言がそのまま当てはまります。

 

効果的な方法を採用できる人は準備があるんです。

逆に採用できない人は準備がありません。

 

 

じゃあ、ここで言う「準備」とは何か?

それは、、、、

態度です。

 

例えば、先に頭で納得しないと行動に起こせない人は効果的な方法に出会えたとしてもそれを試すことは出来ません。

自分の納得、理解が重要だからです。

こういう人は、自分の理解できる範疇のものしか手を出すことが出来ないので当然苦労するわけです。

そうやってうまくいかなかったから新たな方法を探しているのに、うまくいかない自分の脳みそのわかることを大事にしているからです。

 

もちろん、こういう人は騙される、みたいな経験はしません。

その代わり、改善も起こりにくいです。

自分の殻に閉じこもっているようなものだからそうなって当然です。

 

でも、効果的な方法を採用できる人はここが違います。

自分の納得を脇に置くことが出来るから効果的な方法と出会ったときに
あまり躊躇することなくそれを試すことが出来るのです。

 

こちらのデメリットは出会った「効果的な方法」が機能しなかった場合は残念な体験をすることになるという点です。

 

でも、実際はこういう経験をしてもこういう方は

「この方法ではうまくいかなかった」という現実を素直に受け入れるので

サクッと次の方法に巡り合うことが出来ることが多い。

 

 

これは、長年、教えさせてもらって間違いなく言える法則だと思います。

 

自分の納得や理解を脇に置くのは人によっては怖いと感じるものです。

 

でも、うまくいってないなら自分の納得、理解は脇に置くほうが実は合理的なのです。

だって、自分の納得、理解レベルが追いついてないことがほとんどだから。

 

そう考えるとさっさと体験して色々学んだほうが良いのです。

 

あなたは本当に経験を大事にしようとしているでしょうか?