僕がやっているサービスに
フレーズ宅配便というのがあります。
課題となる曲をモチーフにした練習フレーズを
解説とともに月に2回提供するサービスです。
コンセプトは1日5分いわれたようにやるだけで
ギター演奏力が高まる、というもの。
そのサービスを利用してくれているユーザーさんが
ヒントになることを
コメントしてくれましたので紹介します。
> (かつて)こんな曲やりたいなー弾きたいなーと思うと
> 同時にこんなソロ絶対弾けんから
> この曲は出来んと思いました。
>
> このソロが弾けないとコピーしたことにならない
> みたいな、そんな馬鹿な錯覚をしていた時代が
> ありましたね。
>
> そもそもリフも弾けんくせにね(笑)
このコメント、要するに、、、、
こんな曲やりたいなー
↓
でも、無理ー
ってなってた、という話ですよね。
そして、それが錯覚だった
と今では気づけている、というお話。
この方は今現在、過去の自分が
どこで錯覚していたかが
明確に分かっているわけです。
それがここ
↓
> このソロが弾けないとコピーしたことにならない
ここだと言うことです。
ここからわかる事。
ソロの完コピは必要がないってことなのですが、、、
それではこのコメントからの学びとしては
普通過ぎるのでもう1つアイデアを
シェアしようと思います。
この話は、、、
自分の状況の把握が出来ないと
とんだ回り道をしかねない。
というのがポイントだと思うのです。
これ、よくあることなのです。
このコメントをくれた人はたしかに
> このソロが弾けないとコピーしたことにならない
という思い込みを持っていました。
そして、ソロのコピーが出来ないから、
曲のコピーを断念したってことです。
でも、最後に仰っているように
> そもそもリフも弾けんくせにね(笑)
という状況だったわけです。
この現状が把握出来てなかったからこそ、
前に進んでなかった可能性がある。
この方に限らず、
自分の状況が俯瞰的に見えてないと
人はよくこうなるものです。
僕だってえらそうに文章書いてますが、
同じことです。
ソロが弾けなければコピーしたことにならない。
この思い込みは別に問題ないのです。
そういう在り方も1つのスタイル。
※もちろん、僕はこのスタイルを
おすすめするわけではありません
でも、ソロが弾けないからどうするか?
ここで大きく分岐するのです。
ソロは弾けないけどリフなら頑張れるかも?
と思える人は前進できます。
ソロは弾けない=曲弾けることにならない
だからコピーしても無駄、となると
前に進まないどころか挫折するかもしれません。
今の状況をできるだけ正確に把握して
やれることをやる。
これだけでもギターの練習など
前にすすむはずです。