ギターが弾けるようになりたいけど弾けない。

 

練習しても弾けるようになっている実感がない。

 

 

これは何かがズレているのです。

 

微差があるのです。

 

そのズレは大抵、些細なことです。

 

微差なのです。

 

 

 

例を出しましょう。

 

 

多くはやり方が合ってないことが多いです。

 

 

例えば、何らかのフレーズが弾けるように

なりたいだけなのにそのフレーズを

弾いてないなら…

 

それはやり方を間違えている可能性が高い。

 

 

よくあるのは

 

「フレーズが弾けないのは

自分に基礎がないからだ」

 

などと考えるパターン。

 

 

こうなると多くの人は基礎練習をあさります。

 

 

結局、フレーズを弾くために

不要なフレーズを弾くことになる…

 

 

つまり、機械的な指運動を眼目にした

フレーズを弾くことになっていたりするわけです。

 

 

でも、自分ではやり方をミスっているとは

なかなか気づけない。

 

 

それは「基礎が足りないからだ」と

信じているからです。

 

 

 

こんな風にしてやり方を誤ってしまうケースは

かなり多いのです。

 

 

 

でも、こういうケースばかりでもないのが

ややこしいところです。

 

 

実は目標を間違えているというケースもある。

 

 

 

例えば、ギターソロを攻略すると言って、

とにかく完コピを目指す人がいます。

 

 

実は僕も何も知らないときはそうしていたのですが

これはゴールを間違えている可能性が高いのです。

 

 

というのも、目標は

曲を通して弾くことだったりするからです。

 

 

曲を一曲通して弾くことが目標なら

ソロの完コピは不要。

 

 

この事実に運良く気付ける人は

ライブを見に行く人です。

 

 

ライブを見に行くと

オリジナル音源と違うギターソロを弾いている、

なんてことはよくあることです。

 

 

RHCPなんかその典型例ですね。

 

 

こういうことから

ギターソロは何も完コピしなくていいじゃないか

と氣付いた人と…

 

完コピせねばいけない、と思い込んでる人では…

 

上達に差が出るのは当然ですよね。

 

 

上達のスピードも程度も全然違うでしょう。

 

 

完コピなら3ヶ月かかることが

アドリブなら1ヶ月とか半月で済んだりするし、

ミスにもアドリブの方が強いから、

演奏も良いものになりやすい。

 

 

 

このように、目標設定がズレていることで

大きく結果が変わる事がある。

 

 

その結果に至る労力も時間も

大きく変わる事がある。

 

 

 

このように色んなズレがあるけど

自分のズレを把握する、というのは

楽にギター上達するという意味で

非常に重要な視点です。

 

 

もちろん、一人でズレに気づくのは

難しいかもしれませんが、

少なくとも上手くいかないと感じる時に

 

自分の何かがズレているかもしれない…

 

と思っておくとズレに気づきやすくなります。

 

 

こういうことが意外に一瞬で演奏のレベルを

変えてくれたりするので

自分のことをよく観察してみてください。

 

 

微差が成否を分けているものですよ。

 

 

参考になれば嬉しいです。