抱えきれないほどの大木も元を正せば、小さな芽から育つ。

9階建てのビルも最初はショベルカー1杯ほどの土を運ぶことから始まる。

千里の道も足下の第一歩から始まる。

 

これは「老子」にある一節を現代風に僕なりに超訳したものです。

そして、「千里の道も一歩から」ということわざのルーツです。

 

ギターでも、何でもそうですが、新しいことをやろうとする時にスロースターターというのがいます。

スロースターターでも望む結果を出せる人はたくさんいますが、その中には、、、、

始めるのを躊躇している間にやる気が失せて何もやらない

というケースがいるものです。

いわゆる「口先男」「口先女」というやつです。

 

そして、なにか新しいことを始めようとするときは特にそうですが周りの人間が足を引っ張ってくることが多いです。

僕も何度も経験しています。

何度もバカにされました。

でも、ここでバカにされてもいいから新しいことを始めて進み続けることが出来ると時間の経過とともにあなたは新しいステージにたどり着き、新しい心地よい人に囲まれ、居心地の良い世界にいることになる、というのが真相だと思います。

 

もったいないのは他人にどう思われるかを気にして始めない、というケース。

だってそうでしょう?

始めなければ「口だけだ」と言われ、始めようとすると足を引っ張るバカを目にする。

これでは、どっちに転んでも悲劇ではないですか。

であれば、バカにされてもやったほうが良いのです。

 

あなたが「ちょっとやってみたいかも」と思ったことには意味があると僕は思います。

先の老子は2500年前の人です。

2500年前から未だに変わってない原理原則が「千里の道も一歩から」なのです。

最初の一歩を踏み出すくらいどうってことはないはずです。

 

新しく「なにかをやってみたい」と思ったなら躊躇せずにやってみましょう。

いつでも引き返せるくらい小さな一歩で良いのだから。