「どーせ弾ける、っていつも先生はおっしゃっていて、最初、意味わかりませんでしたけど、今ではわかりますし、僕もそう指導しています」

これはうちの生徒さんで高校軽音部の顧問をされている方からいただいたセリフです。

これ、すごくヒントです。

この言葉だけでヒントが汲み取れるはずです。

 

これは、

体験が人を変える

ということなのです。

 

今は情報が沢山ある時代です。

とても便利でしょう。

お金もかかりませんしね。

僕もいい時代だと思います。

でも、レッスンしていていつも思うのは頭でっかちな人が増えたということなのです。

頭で理解してちょっと練習してそれっぽくなったら

「できました」

って平気で言ってしまう。

「できた」と思うと成長は止まります。

仮にホントはできてなくてもその事実は見えなくなります。

だから、できてない状況が続きます。

 

頭で理解するのは悪いことではありません。

理解できないのに練習を実践することはできないでしょうから。

 

理解してそれで満足するのはもったいないことなのです。

理解してわかった気になるのはもったいないことなのです。

体験を第一にしていたらこういうことは起こりません。

 

どんなことでも体験しましょう。

すると意外とシンプルだとわかるかもしれません。

そして、シンプルだと分かると迷わなくなるので楽しくなるわけです。

 

体験第一なのです。