安定した生活を送ると人間はダメになる

 

 

これ、あるギタリストが残した言葉らしいです。

 

 

僕はこれを知ってめっちゃ驚きました。

 

 

あなたは誰の言葉がご存知でしょうか。

 

 

 

答えは、、、

 

リッチーブラックモア。

 

 

ディープ・パープルの名ギタリスト。

 

 

 

僕はあまりこの人を深くは知りませんが、

先のような言葉を残していることからも

すごく深みのある人なのかもしれません。

 

 

 

これ、たしかにそうで。

 

 

日常生活もそうだけど

ギターとして先の言葉を読み替えても

全く同じ事が言えるんですよね。

 

 

 

ギターに置き換えたらこんなかんじでしょうか。

 

 

もう、自分は上手に弾けると

安心した生活を送るとギターの技術は

ダメになる。

 

 

 

リッチーの言葉が人生を語るに対して、

それを音楽に置き換えたら

こんな感じになると思います。

 

 

ギターって最初は何も弾けないから

とにかくうまくなってやろう、

上手に弾けるようになってやろう、

と思うわけです。

 

 

でも、それなりに弾けるようになってくると

途端に安心してしまう。

 

 

そして、久々に弾いたら

折角あれだけ頑張って弾けるようになったのに

全然弾けなくなっている、、、

 

なんてことになることがよくあるものです。

 

 

 

守破離という技術習得の教えがあるけど、

最初は守るわけです。

 

 

教えを守る。

 

 

そして、自分なりの工夫を入れる

「破」の段階に達して、

最初の教えから離れて自分なりの悟りをえる。

 

 

ギター演奏ってこういうもんだろ、

みたいな考えを持つようになるわけです。

 

 

 

でも、守破離には先があって。

 

 

離れた後にも基本を守れ、と続くのです。

 

 

つまり、守で教わった基本を守れ、ということです。

 

 

 

これは違う角度で見ると、

基本とはそれだけ抜け落ちやすいものだと

いうことなのです。

 

 

だから、いつも基本に返ったほうが良い。

 

 

自分は基本的なことは出来てるんだ、と

安心したが最後。

 

 

リッチーが言ったようにダメになるわけです。

 

 

 

基本というのはそれだけおろそかになるものであり、

わかっていても抜け落ちるもの。

 

 

それはギター弾いてても教えてても

いつも実感することだったりします。

 

 

 

あなたの思っている基本は大丈夫でしょうか?

 

 

追記

リッチーはもっと含みを

持たせているかも知れませんね。

 

 

だって「人間は」ダメになる

 

と「人間は」と言っているので。

 

 

ギターでも基本を守りきれない人って

やっぱりギターがダメになるわけですが、

そういう人って得てして、他のジャンルのことでも

そういう風に対処するから他のジャンルも

ダメになりやすいってことです。

 

 

それが仕事で出るかも知れないし、

人間関係で出るかも知れません。

 

親子関係で出るかも知れないし、

友人関係で出るかも知れない。

 

 

パートナーシップで出るかも知れません。

 

 

何れにせよ「人間は」ダメになると

遺している部分には含みがあるかもしれません。

 

 

そう考えると恐ろしいものです。

 

 

 

基本。

 

 

改めて見直していきたいですね。