「音楽はやめたほうがいい」
そう言われたのはスティービーワンダー。
スティービーワンダーが
音楽の才能を学校の先生に見つけてもらった
というエピソードは聞いたことがあったのですが
やめたほうが良いとも言われていたとは
知りませんでした。
今は便利な時代で、
ミュージシャンやギタリストのインタビューなど
探せばいくらでも出てくる時代です。
そういうところからいくらでも
ヒントを掘り出すことが出来る。
素晴らしい時代であります。
先の言葉も海外のテレビ番組に
スティービーが出ているのが
YouTubeに上がっていたのを見つけたのです。
しかしまぁ、あのスティービーが
音楽やめろ、と言われていたとは驚きです。
その言葉からすでにスティービーは
音楽をスタートさせていたのでしょう。
それを同じく学校の先生がやめろ、
といったのですからなんとも同じ指導者として
複雑な気持ちになりました。
でもまぁ、やる人は何を言われようがやりますね。
そういう気概があるものです。
僕達も同様です。
別に音楽で食べていきたい
と言っているわけでもないのに、
「いい年だから音楽なんかやっていてはいけない」
などという人がいる。
別に演奏が好きでやっているだけのことであり
プータローになっている、とか
誰かに迷惑かけてるわけでもないのに
人から揶揄されているような感じがして
音楽をやめるとかもったいなすぎる気がします。
それでもそういう人は辞めるんでしょうけど。
楽器演奏は続けたら続けただけ
後からその価値がわかってくるもの。
一芸は万芸に通ず。
世阿弥がそう言っております。
宮本武蔵は「一道は万芸に通じる」と
同様のことを言っている。
これはギター演奏でも同じこと。
別に特別うまくなる必要もないし
ましてや仕事にする必要もない。
何の見返りも返って来ないと感じるかもしれませんし
いわゆるわかり易き見返りは返ってこないと
感じることでしょう。
でも、そうだからこそ続けていくと
余計な色気や執着心が削ぎ落ちた後
大きなことに気付けるようになる。
それこそ全く違うジャンル、領域の
秘訣を掴んでいることに気づいたりするものです。
そこに楽器演奏の妙味があります。
古来、楽器演奏と武道、心霊の世界は
同じ原理があると聞いたことがあります。
僕は修行不足ゆえ、心霊の世界も
武道の世界も心得ませんが
要は他の領域との接点がある、
ということは言える教えだと思います。
もちろん、他のジャンル、領域の秘訣を掴むために
演奏するのは本末転倒ですが、
好きな演奏を一筋に研鑽し続けることは
人生で大きな意味を持つとは言えます。
演奏するのが好きなら
存分にやって良いのです。
楽しくやってまいりましょう。