今日はギターの話ではありませんが、
ギターに通ずる話です。
この話の延長線上にギターだけでなく
人生の可能性が広がる境地が
見えてくる話なので良かったら御覧ください。
先日、面白い話を耳にしました。
あなたは「豊かさ」というワードを聞いて
何を連想しますか?
お金でしょうか?
普通パッと連想されるのはお金ですよね。
僕もそうでした。
ところが、
「豊かさというのは6つある」
という話だったのです。
先ず、これをシェアさせてください。
先ず豊かさの最初はお金の豊かさ。
これはモノも含まれるそうです。
お金と交換できるからでしょうね。
2つ目、仕事の豊かさ。
仕事の充実度やキャリア、
貢献感覚や自己成長の実感とかも
含まれるということです。
3つ目、健康の豊かさ。
健全な肉体だけでなく、
美的なものや外見の若さなんかも含まれる。
4つ目、心の豊かさ。
イメージとしては器大きな人がもつ余裕感や
状況に振り回されずにいる悠々としている感じ。
5つ目、人間関係の豊かさ
家族関係やパートナーシップ、
所属するコミュニティでの交流や貢献感
6つ目、時間の豊かさ
時間的余裕感、やりたいことをやる時間、
趣味などに有効に使える時間
どうでしょうか。
確かに「豊かさ」というのはお金だけではありませんよね。
沢山あることを指す言葉なので
お金以外にもあるわけです。
言われてみれば当たり前のことですが
言われて始めて気がつくという
なんともよくある気づきだったわけです。
で、この話が面白いのはこの先なのです。
1~3つ目までの豊かさは目に見えやすいが
4~6つ目までの豊かさは目に見えにくい、
という構図になっているという点。
そして、もう一つ。
1~3つ目までの豊かさは
4~6つ目までの豊かさに支えられている、
というのです。
確かにこれも考えてみたらそうです。
例えば、心に余裕がなく、
優しさや思いやりもない人が
商売をやっているとします。
誰がそんな守銭奴みたいな人間に
お金を預けるでしょうか?
つまり、心の豊かさが経済を支えている。
仕事の豊かさを見てもそうです。
仕事って一人では成立しません。
必ず誰かが関係します。
つまり、人間関係なのです。
善い人間関係を創れる人は
仕事も出来て当然です。
つまり、人間関係が仕事の豊かさを支えている。
時間の豊かさがある人は、ストレスが低いです。
当然ですよね、
自分の時間が充実している人ですから。
ストレスが低ければ当然健康なのです。
よって、時間の豊かさが健康を支えている。
さて、ここからがギターの話です。
長々書きましたが、
ギターって実はこの4~6つ目の豊かさを
ダイレクトに増やすものだと
気づいているでしょうか?
ギター上達させるなら一番確実なのは
聞き手を思いやることです。
聞き手にどんな演奏が聞こえているのか?
ここに着目すると…
例えば、録音しないとかありえないことになります。
録音したら聞き手が耳にする演奏が
どうなっているかわかるからです。
自然と演奏は善くなるでしょう。
そして、聞き手を思いやっている人は
同時に人間関係を円滑にするスキルを
養っているようなものです。
だって、人間関係というのは、
相手を思いやり、相手の益を
大事にしてあげればスムーズになるからです。
更に、ギターを続けようと思ったら
普段の時間の使い方を見直さないといけません。
ギター弾くために時間を創る
という事をやるようになる。
これは時間の豊かさを増やしているのと同じ。
このように、経済、仕事、健康の豊かさを
もたらす土台になるわけです。
僕はかねてからギターを続けることで
人生の可能性が広がる、と言ってきましたが
ここに来て、それが証明できるような理論に
出会えてビックリした次第です。
もしかしたらあなたも僕と同じように
何気なくギター弾いていたかもしれませんが…
実はやっていることは目に見えにくいけど
人生の可能性を広げる行為だったのです。
感じ入るものがあれば嬉しいです。