どんなに困難な時も
絶対どこかに抜け道がある。

不可能が新たな可能性を生み出すんです。

 

 

 

誰でも言いそうな、

使い古された言葉に聞こえるかもしれません。

 

 

この言葉は全盲のバイオリニストが

残した言葉です。

 

 

 

そう聞くと途端に

先の言葉に重みを感じ始めないでしょうか?

 

 

 

僕は自分の人生に妥協し、

心が腐ってやさぐれていた時代がありました。

 

 

おそらくあの時にこの言葉を聞くと

 

「何を綺麗事を」

 

といったかもしれません。

 

 

でも、あるタイミングで自分の本心に従って

生きることにしたんです。

 

 

色々、大変なことが続きましたが、

今となっては先の言葉を聞くとうなずくばかり。

 

 

 

本当にそうなのです。

 

 

難しいこと、困難、問題というのは

必ず解決策があります。

 

 

それは方法論だけとは限りません。

 

人との出会いにあるかもしれません。

 

自分の態度にあるかもしれません。

 

どこにあるかわからないけど

どっかにあるものです。

 

 

さて。

 

ギターってやらされてやるケースは

ほとんどないはずです。

 

たいてい、やりたくてやったわけです。

 

 

やりたくてやったのであればなおさら、

「向いてない」とか勝手に決めつけては

いけないのです。

 

 

自分なんかに弾けるようになる代物かわからない

などと絶対に思ってはいけないと思います。

 

 

そんなことを言い出したら、

僕がギターでプロ経験できるまでになったのは

奇跡です。

 

 

手先も不器用、運動神経も悪い、

縄跳びに入れない程のへっぽこリズム感しかなく、

極めつけに音楽が嫌いだった少年時代を

過ごしているのにギターが仕事になっている。

 

 

しかも、そのへっぽこリズムが

僕の最大の強みになっているわけです。

 

 

 

不可能が可能になる、とは

逃げずに、放り出さずに、向き合ったら

誰にでも起こることなのです。

 

 

 

あなたがギターを手にしたのは

向いてないからではありません。

 

 

向いてる部分があるからこそ

手にすることになったのです。

 

 

だから、簡単に放り出すのはもったいない。

 

 

長年教えててすごく思うことです。