「500ポンドの壁」という話をご存知でしょうか?
「人間はどんなに頑張っても重量挙げで500ポンド(227キロ)は上げられない」
そう、いわれていました。
ところが、1936年に常識は一変します。
ロシアのバレリー・アレクシスが「499ポンド」を上げたところ、実は「500ポンド」の間違いで、偶然にも壁を破ってしまったのです。
面白いのはここから。
この後、同年に6人もの選手が500ポンドを持ち挙げたという話。
如何に人は思い込みに支配されているか、
という話です。
実はギターにも同じような話は日常茶飯事に存在します。
センスが無いと弾けない、などとおもっているケースはこれに当てはまりますよね。
でも、自分には問題がないと勘違いしているケースもこれと同じ原理が働いていたりします。
弾きたいけど弾けないフレーズがある。
この事実があるのに自分には問題がないはずだ、と思いこむのは間違っているわけです。
実際こういうケースも弾けるようにはなりません。
都合の悪い現象には必ず原因があります。
そこにアプローチできない限り物事は好転しません。
思い込みはそれを見えなくするんですよね。
あなたは大丈夫でしょうか。