先日、こんなのをアップしました。

 

 

「教えてもらったらダメ」の真意

 

 

 

個人的には耳が痛い話なので、

こういうのはウケが悪いと思いきや、、、

 

応援のメールをいただきましたので、

実は先のページに書かなかったことを

書こうと思います。

 

 

 

実は例の寿司職人の方は

こんなふうに続けてるんです。

 

 

自分のわがまま放題、好き勝手なことを

やってて将来もずっと通るかといえば、

私は通らないと思います。

 

 

何事も一番底辺から覚えていかなかったら、

一人前にはなれません。

 

 

中略

 

 

でも朝が早いから嫌だとか、

夜遅いから嫌だとか、

そういう人たちばっかり。

 

 

これは、人間の基礎ができてないんじゃないか

と思うんです。

 

 

だから私はよく言うんです。

 

 

一つの仕事を一所懸命やって、

苦労して少しずつでも頭を持ち上げていったら、

自分が将来一番楽だろうって。

 

 

一人前になって家庭を持った時でも、

苦労が少なくて済むと思うんですよ。

 

 

 

実はこれ、趣味でやるギターとかでも全く同じ。

 

 

一つ一つ当てはめてみます。

 

 

こんな感じです。

 

 

 

 

自分のわがまま放題、好き勝手なことを

やってて将来もずっと通るかといえば、

私は通らないと思います。

 

何事も一番底辺から覚えていかなかったら、

一人前にはなれません。

 

 

 

こういうことを言われると

 

「やっぱりしんどい基礎練習的なことを

やらないといけないんじゃねーか」

 

という人がいるのですが、

僕はそういうことではないと思います。

 

 

「自分のわがまま放題、好き勝手」というのは

自分の考えを疑わないということだと

思うんです。

 

 

よく目にするんですよ。

 

 

自分が納得したことしかやらない。

 

 

自分がスッキリわかるまで何もやらない。

 

 

みたいな思想の人。

 

 

 

せっかく、教えを受けても

こういう態度では成るものもなりません。

 

 

上手くいかない人というのは換言すると

「ズレたことをやっている人」だ

ということです。

 

 

自分が「正しい」と思うことをやって

うまくいってないのだから

そんな自分のモノの見方を疑えたら

うまくいくとも言えるのです。

 

 

こうやって、上手くいってないくせに

自分のモノの見方にこだわる態度が

「わがまま放題、好き勝手」を生むわけです。

 

 

この様に捉えると、、、、

 

基礎練習が云々、といった表面的、

わかりやすきことに右往左往しなくて

良くなるのです。

 

 

楽しく、快適に基礎を作り上げる道が

見えてきます。

 

 

 

もちろん、これは僕の解釈ですが、

そう解釈していいとおもっている理由が

この後の言葉。

 

 

 

 

でも朝が早いから嫌だとか、

夜遅いから嫌だとか、

そういう人たちばっかり。

 

これは、人間の基礎ができてないんじゃないか

と思うんです。

 

 

 

「朝早いから嫌」、「夜遅いから嫌」って

それはその人の根底に

 

「朝早いとか夜遅いとか

寿司握れることと関係ない」

 

という誤ったモノの見方があるんだ

と思うのです。

 

 

 

確かになるほど、一見、働く時間なんて

寿司握る技術とかと関係なさそうに思う。

 

 

でも、その世界の先人が言うからには

何か意味があるはずなのです。

 

 

「だったら、それ、どういう意味なのか

解明してやろうじゃないか」

 

となれば、モノになるわけです。

 

 

 

ギターも全く同じです。

 

 

音楽学校時代に師匠が

「リズムギターはやらなあかん」といったときに、

多くの人はその真意を理解しようともしませんでした。

 

 

結果、200人いた生徒が卒業時に20人になり、

その後音楽を仕事にしてずっと何らか活動できるのは

片手で数えられるほどになった。

 

 

まさに同じでしょう?

 

 

態度の問題と言わざるを得ない。

 

 

 

大体、自分なりにやってうまくいかなくて

人に頼るのだから、その人のいうことが

意味分からなくてもやるべきなのです。

 

 

むしろ、意味がわからないからやる。

 

 

そういうのって「人間性」だと思います。

 

 

だから、この寿司職人も

「人間の基礎」と言っている。

 

 

 

で、実際、そういう「人間の基礎」が

出来ている人がどうなったかも

この方、知っているわけです。

 

 

その結果が、これ

 

 

だから私はよく言うんです。

 

一つの仕事を一所懸命やって、

苦労して少しずつでも頭を持ち上げていったら、

自分が将来一番楽だろうって。

 

一人前になって家庭を持った時でも、

苦労が少なくて済むと思うんですよ。

 

 

 

これも趣味のギターも同じ。

 

 

本当の意味で演奏力の基本があるから

どんな状況でも対応できる。

 

 

結果、音楽は楽しいし、

やってて楽となるのです。

 

 

一緒に誰かと演奏するにしても

その人への配慮が出来るほど余裕が出てくる。

 

 

するともっと楽しくなる。

 

 

、、、

 

 

という感じで、ギターに当てはめてみましたが、

全く通用する内容だと僕は思いました。

 

 

スキル、技術習得という意味では

寿司もギターも同じ道理なのです。