もし、人に自分の演奏を見てもらえるとしたら
あなたはどんな演奏を披露するでしょうか?

会心の一撃よろしく、
渾身の演奏を披露するでしょうか?

そうですよね。

誰しも人に演奏を見せる時は
いい演奏を見せたいと思うものです。

謙虚な人なら

「人様に見ていただくために万全の準備をして
最高の演奏をみていただきたい」

などというでしょうね。

でも、これは演奏動画をチェックする時には
好ましくない態度です。

僕は生徒さんの演奏動画の添削をやるのですが
一つお願いしていることがあるのです。

それは…

下手くそな演奏を録画してください

というお願い。

もちろん、わざと下手に弾く必要はありません。

かと言って、いい演奏をしようともしないこと。

リラックスした、いつも通りの演奏を
見せてくれるようにお願いしています。

そうする理由はシンプルです。

ミスした動画にこそ
相手の伸びしろが隠れているから。

ミスした場所は
練習するべき何かが隠れているのです。

だから、僕はミス単体ではなく
どのようなミスをしているか、というのを
見ています。

身体がどんな動きをして
ミスを引き起こしたのか?

ここを見るのです。

すると簡単に相手がやるべきことが
分かったりする。

これはあなたがセルフチェックするときに
意識するといいポイントです。

多くの人はセルフチェックするにも関わらず
気合の入った演奏を残そうとします。

気持ちはわかります。

痛いことをしている自分の姿など
見たくないのが人情ですから。

でも、ミスをする、間違える、うまくいかない
ということは

それまでやってきたことの
何かが間違えていますよ、

という現実からの言葉なきサインなのです。

つまり、それは恵みです。

だから、動画にミスを発見したら
それは感謝するべき事なのです。

もし、ここまでの話に納得できたら
これからはミスを見つける度に
喜べるかも知れません。

追記

今はいい時代ですよね。

スマホ一つで録画なんか簡単にできる時代。

昔みたいに空気の音が入ったりしないから
後から聞いても快適です。

それでも個人的にはマイクをつけたほうが
ちゃんと現実を見れると思いますが、
なくても演奏のチェックする分には
問題ないと思います。

もし、マイクつけるなら
これで十分だと思います。

⏩️クリックしてマイクの詳細を見る

※ちなみに僕もこれを使っています。