前回、スティーブクロッパー大先生の言葉を
引用しましたが、他にも先生は
名言を残しています。
追悼企画というわけではありませんが
クロッパー大先生の智慧をシェアしたいです。
それはこんなセリフ。
僕の演奏は昔から下手くそだけど、
売れているのはシンプルにしているからだと思う。僕はギターを弾く人間じゃないし、
時間をかけることもなかった。ギターは道具として使っているんだ。
スタックスのレコードを何枚も作っていた時は、
もう一人ギタリストを雇う余裕がなかったから、
ソロを弾いている時に
リズムが途切れないように、
リズムとリードを同時に弾くことを学んだんだ。
これを見たときに僕は
何かに書き写したくなるほどの教訓だ
と思いました。
ものすごいヒントが少なくとも
3つは眠っている。
今回はあえてここで止めます。
ぜひ、あなたもこの偉大な職人が
残した智慧を探ってみてください。
先のコメントのどこにヒントがあるのか。
それを是非、予測してください。
ヒントは、彼の見ていた景色を
イメージすること。
彼はスタジオミュージシャンで、
60年代にリリースされたソウルミュージックに
毎日のように参加していたと言われています。
つまり、来る日も来る日も、
主役を輝かせるために弾いていた。
そういう状況も合わせて、
もしあなたが彼の立場だったとしたら…
なぜ、あえて
「僕はギターを弾く人間じゃない」
なんて言ったのでしょうか?
他のコメントも同様です。
どんな思考が頭の中に浮かんでいたのか、
ぜひ想像してみてください。
僕の答えは次回以降お伝えします。
追記
僕が初めてスティーヴ・クロッパーを
見たのはコレでした。
なんだかいい感じがするギタリストだな
と思っていたのを覚えていますが
まさか、心酔するとは思いませんでした。