オリンピックでメダルを獲得したある柔道選手がこんな事を言い残していました。

「負けは死を意味する」という暗黙の了解があるほど勝利に対して強いこだわりを選手全員が持っていました。

ところが敗北して怒られることはありませんでした。

「負け方」なんです。

勝っても勝ち方が悪ければ起こられたし、負けても勇気を持って一歩踏み込んだために負けたのであれば逆に褒められた。

 

これ読んだ時に、恩師のことを思い出しました。

 

数学の全国模試で85点を取ったときのことです。

数学が全然出来なかった僕が初めてこんな点数がとれたのが嬉しくて先生に報告したら怒られました。

 

「何しとるんや、これやったらお前95はとれたやろ」

内容をみると全部計算問題でミスってた。

その時に言われました。

 

「俺は知らないことで点を落とすんだったら50点でもいいとおもう。

でも、落とすはずのないもので落としたら85点でも怒る」

 

そう、結果よりもその結果をどう出したか?なのです。

 

勝った、負けたという結果よりも

勝ち方、負け方なのです。

 

ギターも同じ。

「弾けるようになった」という結果よりもそこまでのプロセスが楽しく、ストレスがないのかどうか。

仮にストレスの大きな練習であっても楽しくやれるのかどうか。

 

そこがホントは重要。

これが出来てたらギターは必ず継続するし、継続する以上、弾けるようになったという結果は確実です。

初心者の90%が1年以内に挫折する、なんていうデータがありますが、こういうことが出来てたら、挫折なんかしようがないのです。

 

あなたは楽しく練習できてるでしょうか?

もし、出来てないなら楽しく練習するにはどうしたらいいでしょうか?