先日、オンラインレッスンの生徒さんと話してる時の事。
「先生があまり長い時間練習しなくても良いといってる理由わかりましたよ」
と言ってくれました。
どんな理由だと思ったんですか?と聞いたら彼はこう続けました。
「だって、必要ないからですよ。
ちゃんとした方法をやったら良いだけだというのがわかったからです」
笑えてきました。
なぜなら、そのとおりだからです。
彼は僕の顔を見ながら続けました。
「それに僕は先生の言う通りに弾くことしかしてないし、1日5分程度の練習しか出来ないときとかあったけど続けた結果、今じゃ大抵のフレーズ弾けるようになってますから。
この体験してて、『ギターはセンス』とか言ってたらそりゃちょっと馬鹿みたいなもんですよね」
激しく安心しました。
ここまで体験して理解したらもうこの方は大丈夫だからです。
この方は悟ったわけです。
ギターはセンスではありません。
トーンとリズム、身体の使い方の両輪が揃えば誰でも弾けるようになります。
散々テストした結果、相手が「辞める」と言わない限り、この方法で弾けるようになるから疑いようがないのです。
でも、事実であっても体験出来なければ疑いを挟むのが人間です。
そして、今の時代はいくらでもいろんな情報に接することが出来るから「他にもこんな考えがある」とかなんとかいって疑いを挟んでしまうのです。
普段から体験を大事にするのはこのためです。
あなたは体験しているでしょうか。