僕の専門は

ギター散々頑張って練習したけど

努力が報われなかった人を

立ち直らせることです。

 

大体、これ人に話すと驚かれます。

 

「そんなん需要あるの?」

とか言われます。

 

需要あるからやっているのではないのです。

 

なんか気づいたら

周りはそういう人ばかりになってたんです。

 

僕も最初はギター初心者さんの助けに

なれたらいいなぁ、とか思っていました。

 

初心者のときにどんな風に過ごすかは

挫折率や後々、音楽を楽しく

続けられるかどうかに関わってくる

と思っていたからです。

 

でも、現実、僕のレッスンで大化けする人は

皆、散々今まで苦労した人だったのです。

 

本を読んでもYouTubeみて練習しても

弾けるようにならない人

 

バンドやってるけど演奏に駄目だしされて

何故か、朝まで車の中でリズムトレーニング

と言う名の拷問を受けた人

 

引っ越しのときにダンボール3箱分、

ぎっしり詰まったやりかけの教則本をみて、

散財したと自分を責めまくっていた人

 

40年前にダメ出しされまくって

諦めたギターを60過ぎてから始めた人

 

海外の音楽学校のメソッドが学べると思って

何十万の投資をしたにも関わらず、

全然弾けるようにならなくて、

ウェブサイトの運営者に八つ当たりメールを

送るまで心がやさぐれてしまった人。

 

こういう感じの人達ばかりだったのです。

 

でも、皆大きく変化してくれました。

 

この変化に立ち会えるのは

それはそれは感動モノなんですよ。

 

結果、僕は

「自分が関わりたいのは

こういう人たちなんだろうなぁ」

と思うようになりました。

 

なので、こういう人たちを専門に

するようになりました。

 

最初不思議でした。

 

なんで、これだけこじらせている人が

立ち直れるんだろう、と。

 

でも、答えは簡単。

 

もう、散々色々やってるから

新しいやり方とか考え方を受け入れる準備が

できてただけなんです。

 

さて。

 

話は変わりますが、

実は初心者の方とかもレッスンに来られます。

 

でも、初心者さんの中でも劇的に変わる人、

確実に成長する人には特徴があるんです。

 

それが、素直さ。

 

僕が世間であまり耳にしない話や考え方や

練習方法をお伝えしても素直に聞き入れる。

 

そこにしっかり乗っかって

行動されるんですよね。

 

つまり、こじらせていても、

初心者でもうまくいく人の内面は

同じなんです。

 

とにかく素直。

 

もちろん、無批判に全部信じる

バカ正直タイプの素直ではないですよ。

 

適度な素直さを持ち合わせいてるのです。

 

逆に何十年と駄目だったけど、

うちで伸ばすの難しい人は大抵疑り深いです。

 

こういう人のレッスンは

かなり精神力を使います。

 

結果、かなり疲れるし、生徒さんの結果を

出すまでに時間もかかったりします。

 

結果、互いに益がないと思っているので

今はこういう方のレッスンは

お断りしているくらいです。

 

ここからも結局、うまくいく要素というのは

素直さである、と言えると思います。

 

この「素直」というベースがあって、

適切な練習方法や練習フレーズ(練習素材)が

掛け合わさるとセンスカンケーなく

うまくいくと思います。

 

「素直さ」というのはそれくらい鍵なのです。

 

如何に練習方法が良くても、

如何に考えられた練習フレーズを使っても

如何に考えられた練習プランといった

仕組み面を使っても

 

バランスのいい素直さがない人は

かなり難しくなります。

 

もちろん、素直じゃないと

弾けるようにならない

という話ではありません。

 

そういう場合は素直にものを見てみよう

と思ったら良いだけです。

 

素直さなんてのは

それくらい簡単なことだとおもいます。

 

これならギター持ってなくても

ある種トレーニング出来る

と言ってるようなものですからね。

 

素直さ。

 

よかったら意識してみてください。